一つ願いを叶えてあげましょう。【ホラー注意】
私は山崎美羽。中学2年生。 この間、友達にあるうわさを聞いた。 「偶然午後6時ピッタリに横断歩道を渡ると、一つ願い事を叶えてくれる幽霊がでてきてくれる。その願いを「私が今後言ったことを全て叶えて」と、言うと本当に全ての願いが叶う」 と言うものだ。 信じるわけない。しかも、偶然なんて… 横断歩道は固定の時間で信号の色がかわる。偶然6時ピッタリなんて、無理に決まってる。 …一週間後 あぁー、習い事が遅くなっちゃった。 急いで横断歩道を渡る。と… 「山崎美羽さん一つ願いを叶えてあげます。」 「え?」 本当?友達が言ってたことを思い出す。 「なら、私が今後言ったことを全て叶えて」 「はい。」 それから、いろいろな願いが毎日叶った。 例えば… 「明日の体育祭やだなー。雨が降ってほしい。」 けど、明日は晴れの予報。 「それなー。」 でも、明日は大雨だった。願いが叶った! そして、ある日のこと。 「1日このクラスにお世話になる、桜木愛菜で す。」 「桜木先生にあいさつをしましょう。」 可愛い先生だなー。休み時間。 「ねぇ。山崎美羽さん。」 「は、はい!!!」 私の名前、しってるの? 「自殺するなら落下死と、首吊り、どっちがいい?」 「…はい??」 何言ってるんだ。けど、みんな興味を持っているようだ。私が真面目キャラだからだろう。 「スリルがありそうだから落下死ですかね?」 「ふふっ。ありがとう。」 その後、私の学校の屋上から落下死した遺体が見つかった。 「ふふっ。願いを叶えてあげましたよ。山崎美羽さん。」 という桜木先生の声が聞こえた気がした。