僕の親友
僕には一人だけ、いや一人しかいない友達がいる。名前はみさとちゃん。僕はみーちゃんって呼んでる。僕の本名は神奈。自分こと僕って言ってるけどほんとは女子。ちなみにみーちゃんは僕のことを「かなぴー」って呼んでる。みーちゃんは優しくてかわいくて、とても思いやりがある子。私は1年の時からずっと同じクラス。しかし、みーちゃんはこの時から僕に隠してることがあったらしい。 5年の3学期の終わり。6年生も同じクラスになるといいなぁと思いながら席に座っていると、先生が最低なことを口にした。 「花実 みさとさんが、6年生になる前に澄川に転校してしまいます。今から紙を配るので、手紙を書いてください。」 え?ーみーちゃんが転校?私は耳を疑った。しかもみーちゃんは引っ越しの準備で今日は休みらしい。 僕は手紙に何を書こうかと迷った。鉛筆を持つと今まで一緒に遊んだ時の笑顔がよみがえってくる。 私は今までで一番きれいな字で、こう書いた。 「大好きなみーちゃんへ 今まで一緒に遊んで楽しかったよ また遊びたいなたまに澄川に行くね」