私の名前は…、
私の名前は猫ニ来無(ねこにらいむ)。自分の「来無」という名前が珍しくて自分でも好きなんだ。 そう。あの時…、あの時までは…。 ーーーーーあの時ーーーーー 私はある日休み時間に次の授業の用意をしていた。 そうしたら、一つ、声が聞こえてきた。 「ねぇ、来無ちゃんの名前ってほんっと珍しいよねぇ」 「ホントそう。マジでキラキラネームじゃね?『らいむ』って読むのちょっとムズイし。ちょっと言いにくいし。」 えっ…。 私はその時心が痛んだ。それはほぼ「暴言」と同じってことだってこと。 それから次の日、教室に入って教科書を見ると、少し折られていた。 これくらいなら、机に入れる時に折れてしまったのかな。そう思う。もしかして…、とも思ったが、まだ心は軽く普通になんとなく思っていた。 それから数日間、違う教科書が少し折れる状況がおきていた。でもある日…。 「えっ…。」 机の上に用意してあった算数の教科書に落書きがしてあった。そこには、 「来無がこの世から消えてもらえますように」と。 「やっぱり、アイツたちのせいだ…。」 でも、先生に言える気がしなかった。けど、その次の日、先生に思い切って言ってみた。 「笹尾先生…。」 「どうした?猫ニさん。教科書持って。」 「えっと…、昨日、算数の教科書にこんな落書きがしてあって…。」 「えっ!?という事は、猫ニさんに誰かが『いじめ』をしている…。」 「はい…。」 「猫ニさん。今日は早退してもらえないか。」 「どうしてですか…?」 「教室でその事をした人を聞くから。今日。君がいると正直に言えないと思うんだよ。」 「はい。」 「じゃ。」 それから、私は「来無」という名前の事が嫌いになった。 だって、名前のせいでいじめられたから。 でも、今は、名前が好きになった。だって、お母さんが名前を変えてくれたもん。 「未来」って。 感想お願いします!それじゃ、バイバイ(^^)/~~~