短編小説みんなの答え:1

ムーンナイト

「あなたは魔法学校をトップの成績で卒業しました。『プレシャス・ウィッチ』の称号とともに、【ムーンナイト】の名前を授け、〈銀の三日月の森〉の管理をしてください」 私の名前は月野 狐夜(つきの きよ)。 まず、私が通う学校は魔法学校。 ここは魔法が普通に存在する世界。 その中でも魔法が優れた人に、一年間に一人『プレシャス・ウィッチ』という称号が与えられる。 プレシャス・ウィッチは、コードネームのような名前と共に、仕事を任される。 内容はさまざまだ。 私はプレシャスウィッチになった。 私の仕事は〈銀の三日月の森〉の管理。 この森には銀色の幻の三日月が浮かぶという。 その月を悪者から守るのだ。 森にはたくさんの生き物が生息し、珍しいユニコーンやドラゴンなんかもいるらしい。 私は魔法で森まで送られた。 森の真ん中に小屋があり、 少し小さいが十分だ。 仕事の内容は教えてもらった。 ユニコーンやドラゴンは貴重で繊細。 あちらから寄ってくるまで、自分から近づいてはいけない。 銀の三日月は不思議な力を秘めている。 特定の人の魔力量を莫大にし、女神の加護を与える。 「三日月はいただいた!」 悪者だ。 この時期の三日月は狙われやすいらしい。 管理者たちがなったばかりで、慣れていないから。 でも、そんなことは関係ない。 「フラッシュ・ボム」 「ぎゃあああ」 私は呪文を覚えることが苦手だが、呪文がなくともイメージで魔法が使える。 「きゅう」 声が聞こえた。 振り向くと手のひらサイズの竜の子供。 かわいい。 手に乗せると、火傷しそうなぐらいに熱かった。 「アイス・スノウ」 「きゅう♪」 雪を手のひらに振らせてみたら、気持ちよかったのかとてもよろこんだ。 おどおどしていたのが嘘のように喜んでいる。 歌うように鳴いていてかわいい。 「お母さんが探してると思いますよ。探しましょうか」 近づいてはいけない決まり。 でも、子供を近くに戻すぐらいなら許されるだろう。 「行きましょうか」 「きゅう~?」 不思議そうにしている。 「ぐああおおおおお」 とてつもない轟音が聞こえた。 その瞬間目の前にドラゴンが現れる。 「気配を消すのがお上手なんですね。お子さんです。迷子でしたよ」 人間語が通じるわけもないが、 一応敬意をはらい、丁寧に言う。 怒っていたはずの親ドラゴンだったが、徐々に落ち着き、大人しくなった。 子ドラゴンは小さな羽で飛び、親の背中に乗っている。 親ドラゴンは、深くお辞儀をし、微笑んだような表情をして、 飛んで行った。 「お気をつけて~!」 ドラゴンとは、仲良くなれそうだ。 _ 次の日、なぜか、ドラゴン親子が小屋の前にいた。 通訳の魔法をかけ、会話ができるようにする。 「仲良くなってほしい人がいるのです」 とのことだった。 言われるがままについていく。 ドラゴンの背中に乗ったのは初めてだ。 子ドラゴンはファイアという名前で、ちょこちょこと飛び回っていた。 連れていかれたところには、ユニコーンがいた。 「私はあなたと仲良くなりたい」 「光栄です」 私の母も昔、管理者だったことがあり、その時に守ってもらったらしい。 ユニコーンの角やドラゴンの炎を狙う者もいるから。 こうして、私はドラゴンとユニコーンと友達になることができた。 その日の夜。 私の魔力探知からビーッビーッっと警告音がなっている。 これは森の中に部外者がいないかを調べるもの。 私が急いで外にでると、いつも堂々と浮かぶ三日月がなかった。 「?!」 この短時間で!? 急いで三日月のそばに向かう。 すると、背の高い女がいた。 「うふふ。三日月はもらうわね」 「サンダー・ボルトっ」 「バリア」 「っ」 魔法を使うが簡単に跳ね返されてしまった。 「三日月を返してください」 「ん~ムリ、ね」 「では力づくで取り返します」 「できるかしら?」 それから、私たちは戦った。 逃げないように魔法を使い、三日月を取り返す。 三日月に傷をつけてはいけない。 「ごめんなさいね~」 敵は私に魔法で傷をつけた。 体が悲鳴をあげる。 もう無理かもしれない。 そう思ったとき。 「お手伝いいたします!」 「お役にたてるかわかりませんが!」 気づくと、横にはドラゴンとユニコーンがいた。 ユニコーンは傷を癒してくれて、ドラゴンは炎で戦う。 「あなたのためなら全力を尽くします!」 「ありがとう!」 私たちは力を合わせ、 敵に勝つことができた。 「三日月は返してもらう」 私は三日月を元の場所に戻し、 ユニコーンとドラゴンにお礼をいう。 感謝の気持ちでいっぱいでございます」 「堅苦しいことはいいの」 「これからも仲良くしてくれたらね」 「ありがとうございます」 「きゅう♪」 私は、こうして今も元気に三日月を守っています!

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