短編小説みんなの答え:3

校則違反の星空吹奏楽部

――あぁ、もう、桜も散っちゃったな 俺・髙井星優(たかいせゆう)は中学一年生。桜の木を見上げ、学校の校門をくぐりながらそう考えた。 入学式に違う小学校の友達・部活結成会。初めてで慣れないことばっかりだけれど、毎日がとても楽しい。 俺は吹奏楽部に入った。きらきら輝くトランペットに憧れて、トランペット担当になった。 私・秋月紺(あきづきこん)は、今日も部活のために音楽室を訪れている。母親が吹奏楽部で、私も母親に憧れて吹奏楽部に入った。担当楽器も、母親と同じフルート。優しい先輩に、毎日丁寧に教えてもらっている。 「さぁ、今日はここから合わせますよ。まずはトランペットとフルートから」 顧問の先生にそう言われ、私はフルートを構える。 ――俺はトランペットを口の前に持っていく。 「いいですよ、今日はここまで。お疲れ様でした。楽器を片付け次第帰っていいですからね」 私はフルートを拭き磨き、丁寧に手入れする。 ――俺は専用の布でトランペットを磨く。 夢中になって磨いてるうちに、残っているのは二人だけになってしまっていた。 「あ・・・髙井さん、まだ帰ってなかったの」 「秋月さんこそ、もう俺一人だと思ってた」 気まずい沈黙が落ち、私は立ち上がった。 「私、もう帰るね。鍵、お願いしていい?」 彼女が立ち上がると、音楽室の窓が背景になって、美しい星空が彼女と重なる。 「ちょっと待てよ。さすがに俺一人は心細いし。気付いてるだろ、とっくに完全下校時刻すぎてるって」 「・・・うん、校則違反だね。なんか特別感ある」 彼女の微笑みに一瞬見惚れ、俺は慌てて首を振る。なんか特別感あるな、確かに。 「秋月さん。俺、秋月さんが好きかも」 「・・・髙井さんって意外に可愛いね」 お互い、頬が赤くなる。浮かれてる――俺・私。なんてこと口走ってんだろ。 「好きかもって何よ。・・・好き、だよ」 「ごめん・・・好き、秋月さん」 どちらからともなく優しく抱きしめ合って、夜空が輝いた。 「・・・秋月さんって、星空が似合うね」 作者のいとあま。です。辛口OKですので、ぜひぜひ感想をください! 考察なんかでもいいですよー

みんなの答え

辛口の答え

※きびしいコメントを見たくない人は
「見ない」をおすと表示されなくなるよ!

この相談への回答は、まだありません。

0件を表示

他の相談も見る

ランキングページへ

相談に答える

相談の答えを書くときのルール

【「相談する」「相談に答える(回答する)」ときのルール】をかならず読んでから、ルールを守って投稿してください。
ニックネーム必須

※3〜20文字で入力してね

※フルネーム(名字・名前の両方)が書かれた投稿は紹介できません


せいべつ必須

ねんれい必須
さい

※投稿できるのは5〜19さいです


都道府県必須

アイコン必須

答えのタイトル必須

※30文字以内


じこしょうかい

※140文字以内

※自分の本当の名前、住所などの個人情報(こじんじょうほう)は書かないでね


ないよう必須

※500文字以内


辛口

※ないようがきびしいコメントの場合はチェックをつけてね!


ひみつのあいことばを設定してね

他の人にわからないように、自分しか知らないしつもんと答えを入力してね。

※ひみつのあいことばは忘れないようにしてください

※自分が選んだしつもんや答えが他の人に見えることはありません

ひみつのあいことば①必須

※使える文字: ひらがな・カタカナ・半角英数字

※半角カタカナ、全角英数字が使えないよ

※2〜20文字で入力してね

ひみつのあいことば②必須

※使える文字: ひらがな・カタカナ・半角英数字

※半角カタカナ、全角英数字が使えないよ

※2〜20文字で入力してね