カフェの店員
「いらっしゃいませ~!」 今日も店内にわたしの声が響く。そう、わたしの名前は入間桐花(いるま きりか)! カフェで働く21歳!元気いっぱいだよ。 おっと、誰かが呼んでいる。早く行かないと。 呼んだのは六十代くらいのおじさんか。何を注文するのかな~。 「このコーヒーと、オムライスをください」 なんだ。普通じゃん。 つまんないなと思いつつ、かしこまりましたと切り上げる。 厨房に行き、コーヒーとオムライスを用意してもらう。 できたら運ぶ。ありがとうといい、おじさんは受け取る。 礼儀正しいな。 こんな感じで接客し、夜の9時。閉店時間だ。 いろいろ用意し、解散。すると、上司から居酒屋に行こうとのお誘い。もちろん受ける。 いっぱいお酒を飲み、ベロベロ状態だ。今度こそ解散。 わたしはマンション住まい。4階中の3階だ。 階段を登り、ちらっと横を見ると、隣人が、落ちないための柵に足をまたげている。何しているんだろうと思いつつ、部屋に入る。鍵を閉めた瞬間、外から、 「ヒューーーーーーーーーー・・・・・・・・・・・ドサッ」 と聞こえてきた。酔いが一気に冷め、恐ろしくなる。部屋を出て見てみると、下で隣人が頭から血を流して倒れていた。 自殺!? 恐ろしくて、その日は眠れず、ショックで次の日の仕事は休んだ。 その次の日、出勤。こわばっている顔で、声もうまく出ない。 その状況で、前にもいたおじさんに何故か聞かれてしまった。 訳を話すと、おじさんは、おぞましい大声で、笑い出した。 止まらない・・・・・・・・・・・・・・