短編小説みんなの答え:3

エンジェルの友情

「ねぇねぇ、今度の日曜日さ、エンジェルモールにいかない?」 私は彩夏とめいに言った。 「ごめ~ん、その日、あたしとめい、用事あるんだ。」 「そうなの、ごめんね、ありあ。」 申し訳無さそうに、二人は言った。 「ううん、全然大丈夫!!また今度行こーね」 私がそう言うと、二人は安心したように顔を見合わせた。 私は泣きそうだった。誕生日の前日だから、二人と一緒にいたかったのだ。 でもしょうがない。私は言い聞かせた。 ーそして日曜日。 私はお姉ちゃんとエンジェルモールに出かけていた。 「あ~!!まって、やばい!エンジェルモール限定の、優鈴くんのアクスタじゃん!!」 私は興奮して叫んだ。 「じゃあ見てくる?私はここでのんびり見てるよ。」 お姉ちゃんは言った。 見に行っている途中で、見つけてしまった。 仲良く笑い合う、彩夏とめいの姿を。 なんでー。用事あるって言ったのに。 私は目の前がさあーっと暗くなった気がした。 本当の、友達じゃなかったのかな。 気が散って、その後何もできなかった。 ー次の日。 「おはよ~。」 学校に行った。昨日のせいで、全然眠れなかった。 「おはよう、ありあ、元気ない?」 めいが私に話しかけてきた。 どう応えようと、迷っているとー。 「ありあ、お誕生日、おめでとう!!」 目の前には、可愛くラッピングされた袋が2つ。 え、どうしてー。 「ごめんね、昨日、ホントは行きたかったんだけど、どうしても買いに行きたくて。」 彩夏が恥ずかしそうに笑った。 「そうそう。限定グッズとかたくさんあったし。ごめんね?断っちゃって」 めいもほがらかに笑った。 そんな。二人は私のためにー。 気づくと頬からあたたかいものが溢れていた。 「ご、ごめっ。ごめんねっ。私、勘違いしてた。仲間外れされたって。ごめんね。うぅ。」 二人は驚いた様子でハンカチを差し出してくれた。 「そうだったの?ごめんね」 「もぉ、びっくりしたよぉ」 私は言った。 「あけても、いい?」 二人は笑顔で言った。 「もちろん!!」 ガサガサ 彩夏からは、優鈴くんモデルの限定ペンダント。 めいからは、優鈴くんの限定のアクスタ。 「ありがとう、人生で一番嬉しいプレゼントだよ。」 私は笑顔で笑った。 「優鈴くん好きすぎ。」 「気に入ってくれたなら良かったよ。」 これが友情か。やっとわかった気がした。 《終わり》

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