短編小説みんなの答え:1

理科

僕の名前は黒川湊(くろかわみなと)。 僕は勉強がとても苦手だ。 好きな教科なんてないし、頑張ってもいい点数は取れない。 みんなにはバカにされる。 僕には何も取り柄がない。 そう思ってた。 中学1年生になった僕はある人に出会った。 浜野久人(はまのひさと)。僕たち1年生の理科を担当する先生だ。 一番最初の理科の授業が始まる前に、僕は浜野先生に相談した。 「浜野先生、僕勉強が苦手で授業ついていけないかもしれないです。」 浜野先生は少し笑って言った。 「湊、大丈夫だよ。俺も最初は理科どころか他の教科もダメだったんだからさ」 笑いながら12点の理科の答案を見せてきた。 「本当にこれ、浜野先生の答案なんですか?」 「もちろん笑  でも俺は、諦めずに勉強した。そしたら気づいたんだ…  理科がめちゃくちゃ面白いことに」 開いていた窓から涼しい風が吹き抜け、浜野先生の髪が揺れた。 そのとき、先生は穏やかな顔をしていた。 「やっぱりやらなきゃ、始まんないよ」 僕は家に帰ってすぐ、理科の教科書をすべて読んだ。 試しにワークを開いてできる問題からやってみた。 「僕ってこんなにできたんだ!」 僕は理科にのめり込んだ。 理科の点数が95点以上取れるようになった頃には浜野先生はいなかった。 将来は理科の先生になりたい。 僕の夢だ。 理科室の窓から差す西日はキラキラと眩しい。 僕は今、浜野先生と同じ景色を見ているのだろうか。

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