本の題名 | ブレイブ・ストーリー |
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著者名 | 宮部みゆき |
出版社 | 角川文庫 |
あらすじ | ワタルはゲームが好きな小学5年生。普遍的なありきたりの日常を送っていたが、ある日突然父が浮気をして家から出ていってしまう。あまりに辛すぎる運命を変えるべく、おばけビルの屋上から異世界、幻界〈ヴィジョン〉に行くことに。 転校生のミツルも同じく辛い過去を秘めていた。自分のためではない。家族のためにワタルより一足先に幻界へと旅立ったミツル。 境遇は違えど、二人の少年の物語は交錯する。ワタルの選んだ道、ミツルの選んだ道…。二人は運命を変えられるのか。涙と勇気の物語が幕を開ける。 |
感想 | 初読は小4でしたね。ワタルより一個下。そして、引き込まれた。僕が読んだのはつばさ文庫版だったので全4巻だったのですが、2日で読み終わったかな。僕がファンタジーにハマったきっかけの本です。おすすめは小学校中学年から。もちろん、大人も楽しめます。この物語の最骨頂はワタルとミツルの分岐点だと思います。固い決心と強い意志で目的のために手段を選ばないミツル。本当に悲しいです。それは全部妹のためだと考えると…。読んで損はないです。睡眠不足だけには気をつけて。僕なんかは寝る時間削って読むタチだから。 |
おススメ度 | ★★★★★ |
紹介者 | 夜半マシロ(中学2年生) |