本の題名 | ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編 |
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著者名 | 竜騎士07 |
出版社 | 双葉社ジュニア文庫 |
あらすじ | 前原圭一は、東京の都会から、寂れた村の「雛見沢村」に引っ越すこととなる。圭一は雛見沢の仲間達とすぐに打ち解け、特に「部活」メンバーである、女子生徒達と親密な関係を築いていた。その平穏が崩れる、「綿流し」の日。一見普通の伝統に見えるが、その裏には過去の失踪事件が潜んでいた。仲の良かった友達は変貌し、圭一を恐怖に追い込んでいく。そして最後に、圭一が起こした行動は……。 |
感想 | 初めのほんわかとした内容から、綿流しからの急激な落差。それから変貌していく仲間達に、憂苦が止まりません。見切った後の爽快感と、少し残る後味悪さが堪らないです。一人称視点特有のリアリティのある描写で、更に恐怖と好奇心が掻き立てられます。ハッピーよりも、薄暗い話が好きな人に、ぜひお勧めしたい作品です。 |
おススメ度 | ★★★★ |
紹介者 | 賢者少女(小学5年生) |