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本の題名 ヒロシマ 8月6日、少年の見た空: 12歳5か月の戦没者
著者名 井上こみち
出版社 学研教育出版
あらすじ  戦争体験者の証言をもとにしたノンフィクション読み物。広島に原爆が投下された朝、町の家屋を取り壊す作業に動員されていた12歳の杜夫。たくさんの人に支えられながら生きるモリオと、彼を探して瓦礫の町を訪ねてまわる家族の思いを描く。
感想  12歳5ヶ月で亡くなった少年のお姉さんが語った本で、ふりがな付きです。戦争のことを詳しく書いてあり資料も多く分かりやすかったし、酷い描写は少ないので、気軽では無いけれど読むことが出来ます。(戦争の話題だから)一度読み始めたら、止まりませんでした。ただし、結構怖かったです。私の場合読み終わって気づいたら、動けずプルプルして涙が止まりませんでしたもん。  でも、「戦争とは何か?」「原爆とは何か?」『どんな不幸をもたらすのか』が、痛いほどよく分かりますし、考えさせられます。重い話ですが1度読んでみてはいかがでしょうか?命の大切さ、戦争について分かります。ただ、読む前に心の準備をして下さい。ではないと私のように心がズタボロになりかねます。
おススメ度 ★★★★★
紹介者 ゼラオラ大好き(中学1年生)
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