本の題名 | バッテリー |
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著者名 | あさの あつこ |
出版社 | 教育画劇 |
あらすじ | これは天才的な才能を持つピッチャー、巧とキャッチャーの豪が出会い、野球を通して技術も人としても成長していく、人生ストーリー。 |
感想 | 男の子にしかない意地というかプライドが強く感じられて、男の世界というものを垣間見たようだった。でもそこには弱い一面などがあったりして、一人一人の登場人物の人間らしさが尊く思えてしまう。大きな事件もない。それでも日常の中で気持ちが変化していく出来事自体が人物にとって大きな転機だったりなどなど。時に仲間とぶつかって意見を言い合って、そんな中で人は少しずつ成長していく。その姿にグサッとくるものがあった言葉を交わさなくても、お互いに理解しあってるし気持ちもわかってる。そんな関係が成り立っている二人にいつも憧れてしまいます。私も周りにこんな友人がいたらなぁとこの本を読むたびに思ってしまいます。ぜひ青春を蘇らせてみませんか。 |
おススメ度 | ★★★★ |
紹介者 | 甘もち(あまもち)(中学2年生) |