この夏の星を見る
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辻村深月 |
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角川書店 |
あらすじ | 2020年。新型コロナウイルスの流行により、人々の生活が目まぐるしく変化した時期。 臨時休校、分散登校、様々な活動の制限。甲子園などの大会も次々と中止になっていった。 そんな中、茨城県の砂浦第三高校の天文部は、どうにか活動を続けようとしていた。 そのとき、東京都のひばり森中学校の理科部から、砂浦三高が主催する「スターキャッチコンテスト」に参加したいというメールが来る。 そして、長崎県の五島天文台とも連絡をとり、オンラインでスターキャッチコンテストを開催することになる。 様々な制限がかかる中、中高生達が得たものとは――? |
栗虎 (高校1年生)
おススメ度:
この本の舞台となっているのは、2020年。コロナ禍の真っ只中です。この時期の僕たちの生活には様々な制約が課され、苦しい思いをした方も多いのではないでしょうか。 そんな中でも、彼らはオンラインで繋がり、たくさんの制限を掻い潜って、どうにか思い出を作る方法を模索します。 そんな彼らを容赦なく襲う、葛藤や苦しい現実。コロナという猛威が、青春の思い出や当たり前の日常だけでなく、大切な人との絆さえも揺るがしてしまうこともあるのです。 コロナに様々なものを奪われた僕たち。それでも、大切な思い出を作ろうともがく彼ら。 そんな中高生たちに、きっと希望と勇気をを貰えるはずです。
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