二木先生

著者名 ちょしゃめい 夏木志朋
出版社 しゅっぱんしゃ 株式会社ポプラ社
あらすじ 周りとの考えのズレにより、誰からも馬鹿にされてしまう「イタイ」男子高校生・田井中と世間から認められないような秘密を抱えた「ヤバイ」先生・二木。 生徒と先生のスリリングなやり取りを通じて、普通とは何か、社会からはじき出されてしまう個性を持つ人間がどう生きていくのか描いた作品。

いるか (中学2年生)

おススメ度:

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皆さんには、周りに認めてもらえないような事はありますか。 この小説はあらすじで紹介したように、世間から到底認められない個性を持った人が出てきます。そんな変わった個性を持った人達やその周りの人達の考えや行動がリアルに描かれています。 僕は最初、田井中をイタイ奴だと思っていたし、二木の秘密も気持ち悪いと思っていたけど、読み終わった後にその気持ちは無くて、周りと違う、認められないという事の辛さや苦しさがあるという事がわかりました。 けれども、きっと最後の最後まで田井中をイタイと思う人もいるだろうし、二木のことを気持ち悪いと思う人もいると思います。 今は多様性の時代と言われ、少数派の意見も認められるようになってきました。 しかし、それに納得しない人や、理解されない個性も僕はあると思います。 この小説を通して、理解すること、認める・認めてもらうことの難しさ、少数者の意見や生き方をもっといろんな人に知ってほしいです。 ぜひ、読んでみてください。
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