これは私が10代の頃に読んでいた本で、その頃多様性という言葉はそれほど聞きませんでした。この本でジェンダーやLGBT（この頃はそう呼ばれていました）などの多様な価値観について学ぶことができました。主人公はトランスジェンダーの男の子です。弟がいて、二人のお母さんがいます。物語はシリアスな面もありますが、ユーモアも交え軽快に進んでいきます。けっこう前に出た本なので、若い世代からすると少し古いかな？（制服が男女で分かれているなど）というところもありますが、私はこの本をおすすめします。