君の嘘と、やさしい死神

著者名 ちょしゃめい 青谷真未
出版社 しゅっぱんしゃ ポプラ社
あらすじ 落語が好きでスマホを持っていない美少女・美園玲が過去のトラウマで「嫌だ」が言えないんです百瀬太郎を変えていく物語。玲が「文化祭で落語をやりたい」といい、「嫌だ」と言えず手伝う羽目に。しかし、スケジュールの空きがないほど予定がパンパンに詰まっており、それは全て「廃部寸前だから名前だけ貸して!」と言った部の手伝いだった。玲が代わりに怒りまくり、そこから変わっていく彼の人生。しかし、思わぬ悲劇が待ち受けている____ 「肉眼で見る以上に迫力のある映像なんてないのに、掌に収まるくらいの映像を残すために、視界いっぱいの花火を見逃してどうするの」

紫陽花/siyoka (小学5年生)

おススメ度:

StarStarStarStarStar
ネタバレ注意⚠️ なぜか太郎が落語を終えた後、公衆電話で玲ちゃんが亡くなった報告を受けた太郎の気持ちがよくわかる描写だったり、作者の文章力でさらに感動させられた。 「嫌だ!」って、あそこで言うんだね。 「好き!」って、あそこで言うんだね。 まさかの展開に涙が止まらない作品。ぜひ見てください!!
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