青いスタートライン

著者名 ちょしゃめい 高田由紀子
出版社 しゅっぱんしゃ ポプラ社
あらすじ 夏休みの間、一人で佐渡の祖母宅で過ごすことになった小5の颯太。 出産をひかえ体調の優れない母への複雑な思いや、芯がなく、いつも友達のペースに合わせてしまう自分への自己嫌悪などを抱えている。 そんな颯太が、佐渡の海を1キロ泳ぐ遠泳に挑戦する物語です。

めめ (小学6年生)

おススメ度:

StarStarStarStar
大会当日の朝からゴールし、エンディングにかけての颯太のひとつひとつの動き、心理描写がリアルで丁寧で、まるで自分が遠泳し、やりきった気持ちになれた。25メートルしか泳げなかった颯太が千メートルも泳ぎきれたことは本当にすごいです。彼らを信じて寄り添い、導ける大人が近くにいれば。作者のあとがきにも書かれている通り、自分の中の種火のきざしを大切にしてほしいと思いました。
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