ノーサイド・ゲーム

著者名 ちょしゃめい 池井戸潤
出版社 しゅっぱんしゃ 講談社
あらすじ とても真っ直ぐだが仕事に関してはとても頑固なエリート社員の君島隼人。トキワ自動車に勤め、キャリアを積んでいったが、自分の都合だけ考える上司に反抗したところ地方の会社のラグビー部のゼネラルマネージャーを押し付けられてしまい… 全くラグビーに興味もなかった君島だが、ラグビーの概念や選手たちと切磋琢磨していくうち君島の心は動かされていく。 仲間の裏切り、理不尽な協会、会社の闇…君島はどう立ち向かっていくのか!?

ちゅんちゅん (小学6年生)

おススメ度:

StarStarStarStarStar
理不尽な社会をデータと根拠で斬っていく爽快感! 仲間とともに進んで行く中で現れる壁を共に乗り越えていく姿や、ラグビーに対する君島の思いに涙が止まらない! 特にこのノーサイド・ゲームならではなのですが、ラグビーの美しい信念や仲間との信頼を強くしていく姿に胸を打たれました。 壁に突き当たるたび寄り添ってくれる仲間たちに支えられ、君島は自分の生きがいに気付かされたんだろうなと思います。 なんていうか、言葉に出来ないんです。この小説は。だからこそ読んでほしい。私これ気に入りすぎてこれまでに十回以上…わかんなくなるくらい!読み返してるんです。私多分これを超えるほど私を感動させる小説には出会えないと思う。(あ、ドラマのほうがもっと感動すると思いますけど)小説は一言一言、頭でイメージしながら読みすすめていくうち、この人の心情はこうなんだろうな、辛いよなとか、悔しい!とか、全部に共感しちゃって、小説で読んでいるのに、なんかその場にいるみたいに笑って、怒って、泣いて、泣きながら最後のページを迎えたので、多分読んだら途中涙で目の前がにじんでよく読めなくなると思います。
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