昨日星を探した言い訳
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河野 裕 |
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角川文庫 |
あらすじ | 僕の前に現れた転校生の少女は、自らの理想のため、頑固に、誠実に、戦い続けると決めていた。永遠に分かり合えないと知っていても、一歩ずつ歩み寄ってきたはずなのに―…少女の義理父、清寺さんが書いた脚本、『イルカの唄』をめぐって繰り広げられる物語。傷つきながら、愛と呼べるものをみつけるまでの少年少女の心情を、余すところなく掬い上げた一作。 |
おナス (中学2年生)
おススメ度:
三人称で物語が構成されているので、すれ違いに重点を置いて読めるのが魅力!二人のすれ違いに、作者の研ぎ澄まされた筆致に、思わず涙すること間違いなし。青春小説なのですっきり読めて心に響く。登場人物の相手をわかろうとする会話の姿勢に驚いて、ためにもなる。ラストの二人の関係性が心にグッとくる。本自体長く、青春文学の頂点だとも言われているので、本好きにも、あんまり本を読むのが好きじゃない人にも、読んで損はないので読んで欲しい!!休憩のお供に、是非どうぞ。
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