ラーゲリより愛を込めて

著者名 ちょしゃめい 辺見 じゅん 林民夫
出版社 しゅっぱんしゃ 文藝春秋
あらすじ  『主人公の山本幡男さんが、妻のモジミさんと子供達と離れ離れになり、強制収容所で仲間と共にそこで過ごすことになってしまいます。生きることがつらくて死にたいと言っている仲間に励ましの言葉を言ってなぐさめていました。しかし、山本幡男さんは、病気になりました。そして、「余命3ヶ月」という山本さんや仲間たちに絶望的な言葉を言われます。自分が家族と会うために生きることを諦めない山本さんは、ついに子供達と妻、自分の母への遺書を書き、亡くなりました。山本さんが書いた遺書は無残にも処分されました。そこで、仲間たちは驚くべき行動に出る。』という話です。

662 (小学6年生)

おススメ度:

StarStarStarStarStar
 この話で、最後の所ぐらいに山本さんたちがいた犬のクロが山本さんがなくなった後からいなくなってしまったけど、仲間たちが日本へ帰国するときに船に乗った出発直後に戻って来る所です。この時、山本さんの仲間たちは山本さんやなくなった他の仲間たちがクロになって戻ってきたと感じ、ぼくも同じ気持ちになりました。また、仲間たちが暗記して書いた山本さんが妻や子供、自分の母親への遺書の文の言葉をそれぞれ読んでいる場面も好きです。すごく泣きました。この2つの場面はみんなには絶対に読んでほしい場面です。
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