『ハリー・ポッター』シリーズ

著者名 ちょしゃめい J・K・ローリング
出版社 しゅっぱんしゃ 静山社
あらすじ ずっと意地悪ないとこの家で暮らしていた、額に謎の稲妻型の傷があるハリー・ポッター。11歳の誕生日、ハリーの元にハグリッドと名乗る大男が現れる。「お前は魔法使いだ、ハリー」そう言われ向かったのは、ホグワーツ魔法魔術学校。ハリーは親友となったロン・ウィーズリー、ハーマイオニー・グレンジャーと共に様々な困難を乗り越えていく。そして、まだ1歳の頃に自分を殺そうとし、両親を殺した史上最強の悪の魔法使い・ヴォルデモートを倒す宿命があると知る。

Cervus (小学6年生)

おススメ度:

StarStarStarStarStar
「ハリーがヴォルデモートを倒す」ための道中で出てくる人たちがみんな魅力的。それぞれが完全に完璧なわけではなく、どこか必ず欠けた部分がある。そして、人間の心の移り変わりがとてもうまく書かれていると思う。大切な人を失った悲しみ、思春期の心の揺れ動き……。全てがハリーの視点で書かれているため、それぞれのキャラクターが何を考えているのか考えながら(考察しながら)読める。さらに伏線がすごい。たった1行しか出ていなくても、それが後々大きく関わってくるというのもよくあった。設定の作り込みがとてもすごく、本当に脱帽する思いです。一回読んでみてからもう一度読み直すと、キャラクターへの見方が変わることもあるはず。一度入り込んでしまったらページを捲る手が止まらなくなります。ぜひ。
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