山椒魚

著者名 ちょしゃめい 井伏鱒二
出版社 しゅっぱんしゃ 新潮社
あらすじ 山椒魚はある時、ねぐらにしていた岩屋の中から出られなくなっていることに気づきます。2年間岩屋にこもっているうちに、体が大きくなってしまったのです。動き回ることもできない岩屋の中から、「物思いにふける小海老」や「群れでしか泳げないメダカ」を嘲笑して暮らします。 それでも山椒魚は何とか外に出ようと試みますが、すべて徒労に終わります。初めは外の世界で自由に動きまわる水すましや蛙の姿を感動の目で眺めていましたが、やがてそれらからも目をそらし、唯一自由にできるまぶたを閉じて暗闇の中に閉じこもりました。 そんな岩屋での生活は、山椒魚を「よくない性質」に変えてしまいました。岩屋に入り込んできた一匹の蛙を閉じ込めてしまうのです。そこから、悲しく、どこかおかしい幽閉生活が始まります。

太鼓くん (中学3年生)

おススメ度:

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「お前は今何を考えているようなのだろうか」と尋ねる山椒魚に、蛙は「今でも別にお前のことを怒ってはいないんだ」と答え物語は終わりますが、そこの蛙の最後の言葉がとても好きです!それにこの話は色々な解釈のしかたがあるので他の人の解釈と比べるのも面白いです!しかし、少し難しい言葉が入っているのでそこが難点です。
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