息ができない夜に、君だけがいた。
|
丸井とまと |
---|---|
|
スターツ出版 |
あらすじ | 花澄は、何をしても平均点のありふれた高校生。演劇部の舞台にあがっている時は、自分が何者かになれたようで嬉しかったけれど、その姿を見た同級生に「ウケる」とからかわれ…。ショックで、学校で声を出せない「場面緘黙症」になってしまう。教室にいられず、非常階段ですごす日々の中――花澄を見つけ出したのは、無愛想で意志が強く、クラスの中心にいて一番遠い存在の蛍だった。「自分を笑う奴の声を聴く必要ねぇよ」彼の正直な言葉は、本音を見失っていた花澄の心を震わせて…。誰の目も気にせず、好きな自分でいるために、花澄はやりたいことを取り戻す――。本音を飲み込んで疲れてしまった夜に。明日、少し息がしやすくなる――お守りのような物語。 (帯より) |
りる/liru (小学6年生)
おススメ度:
(長文注意) 私自身、演劇をしていて、演劇が大好きです。 でも、花澄のようにからかわれるかもしれない。ある日突然、演劇ができなくなるかもしれない。 私は他人の目を気にしやすい性格で、前のことでも「あの時こう言っていれば」とまだ後悔したり、「きっと不細工に思われてる。悪口言われる。」そう思ってマスクがあまり外せなかったり。 声を出せなくならないように、他人の目は過度に気にしすぎない。自分の"好き"を大切にしたいです。 蛍と出会った花澄のように、私にも好きな人がいて、その人は前私と同じく演劇をしていたからというのもあるけど、絶対にできると何度も応援してくれました。 そこが蛍が花澄を応援するシーンとも私の脳内で一致して、明日、ほんとうに少し息がしやすくなりました。 (私の恋も実ると良いな…)
ぜひ「この本がおススメ」という本を
紹介してください!
- ※小学生・中学生が読書感想文のテーマの参考にできる本の紹介をお願いします。
- ※紹介する投稿は編集部にて選考させていただきますのでご理解ください。
- ※内容によっては紹介できない場合もあります。
- ※なぜ紹介されないかの問い合わせには対応いたしません。