真実の口

著者名 ちょしゃめい いとうみく
出版社 しゅっぱんしゃ 講談社
あらすじ お母さんから捨て子のように扱われる小さな少女ありすと、コンビニでひとりうずくまるありすを見つけた中学生3人組のお話。中学生たちはありすを助けようとして解決策を探していく中、本当の幸せとはなんなのか、ありすが本当に幸せになれるのはどの選択肢なのか、そして自分が今置かれている環境は当たり前ではなく実はとても恵まれているんだと気づかされるお話です。

えびふらい (中学1年生)

おススメ度:

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個人的に1番心に残ったのは、中学生3人組がありすの母親を見つけようと捜索中、コインランドリーにいたおじさんに話を聞くシーンです。中学生たちは「ありすを助けたい」という気持ちだけで自らの考えのみで突き進んでいきますが、そこでおじさんが「他人の問題に自分から首を突っ込んでも返って問題が大きくなるだけだ」と正論をぶつけます。中学生たちはありすを助けようと頑張っていましたが、大人には子供には見えない事情もあるんだなと深く心に刺さりました。
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