キッズ歳時記

キッズ歳時記

けいろうの日 9月第3月曜日

けいろうの日ってなんだろう?

けいろうの日

9月の第3月曜日は、長い間社会にこうけんしたおじいちゃん、おばあちゃんのはたらきや、知識(ちしき)をうやまい、長生きにかんしゃしておいわいする日だよ。
1951年に「としよりの日」とさだめられましたが、その後「老人(ろうじん)の日」となり、1965年に今の「けいろうの日」となり国民の祝日(しゅくじつ)となりました。

兵庫県(ひょうごけん)多可郡(たかぐん)野間谷村(げんざいの多可町八千代区)で、老人を大切にして知恵をかりて村づくりをしようと、9月15日に敬老会(けいろうかい)をひらきました。
そのことが全国に広まって、げんざいのけいろうの日になったと言われているよ。

また、聖徳太子(しょうとくたいし)が今の老人ホームのような悲田院(ひでんいん)をたてた日にちなんで、けいろうの日ができたとも言われています。
  • 長寿(ちょうじゅ)のおいわい
60さいになると、還暦(かんれき)というおいわいがあることは知っているかな?他にも節目(ふしめ)ごとに長寿のおいわいがあるよ。

年れい 意味 おいわいの色
還暦(60さい) 本卦還り(ほんけがえり)といって、自分がうまれた時の干支(えと)にもどることから、「生まれかわる」としておいわいします。還暦を2回むかえると「大還暦」になります。
赤ちゃんの赤や、まよけの赤にちなんで、赤いちゃんちゃんこや赤いざぶとんなど、赤色のおくりものをする風習(ふうしゅう)があるよ。
赤色
古希(こき)(70さい) むかしは70さいまで生きることがめずらしく、中国の杜甫(とほ)の詩「人生七十古希まれなり」(七十まで生きる人はめずらしい)にちなんでおいわいします。 むらさき色
喜寿(きじゅ)(77さい) 喜という字を草書で書くと、七十七に見えることからおいわいします。 むらさき色
傘寿(さんじゅ)(80さい) (かさ)という字を略字(りゃくじ)で書くと八十と見えることからおいわいします。 金茶色
米寿(べいじゅ)(88さい) 米という字をばらすと、八十八に見えることからおいわいします。 金茶色
卒寿(そつじゅ)(90さい) 卒という字を略字で書くと、九十に見えることからおいわいします。 白色
白寿(はくじゅ)(99さい) 百から一を引くと白の字になることと、100-1は99なのをかけて、おいわいします。 白色
百寿(ひゃくじゅ・ももじゅ)(100さい) 100さいまで長生きしたことをおいわいします。 もも色

父の日