ペットずかん

イヌじまん

ダルメシアン

ディズニー映画(えいが)に出てくる白地に黒い水玉のイヌといえばこれ。映画(えいが)の中のダルメシアンはアメリカでペットとして()われていたけど、生まれた国はヨーロッパ。でも、その起源(きげん)はあまりよくわかっていないよ。

起源説(きげんせつ)その1~
(きゅう)ユーゴスラビアにあるダルマチアという地方で生まれた。

起源説(きげんせつ)その2~
古代エジプトのかべに書かれていた水玉模様(もよう)のイヌが祖先(そせん)

起源説(きげんせつ)その3~
イングリッシュ・ポインターの系列(けいれつ)

(たし)かにわかっているのは、中世ヨーロッパで貴族(きぞく)に人気のイヌだったということだよ。また、ほかのイヌにはない独特(どくとく)のがら、視線(しせん)を集めるその姿(すがた)を活かし、馬車の先導&警護(けいご)をするコーチ・ドッグとしてかつやくしたよ。信号(しんごう)のない時代、警笛(けいてき)の役目を()たしていたといわれているよ。

ちなみに、今でもアメリカの消防署(しょうぼうしょ)のマスコット犬といえばダルメシアン。そのルーツをたどってみれば、かつて消防(しょうぼう)馬車の警護犬(けいごけん)としてともに(はたら)いた仲間(なかま)だったよ。ヨーロッパで、アメリカで、馬車といっしょに走るほか、()りの犬、牧羊犬(ぼくようけん)軍用犬(ぐんようけん)、はたまたサーカス犬としても(はたら)いてきたダルメシアンだけど、今は「ワーキング・ドッグ(作業犬)」ではなく「ノンスポーティング・ドッグ(はんりょ)」に分類(ぶんるい)されているよ。

ダルメシアン
  • (きゅう)ユーゴスラビアのダルマチア地方のイヌと考えられたことから、18世紀(せいき)ごろからこう()ばれるようになったよ。
  • ちょうきょり馬車にばんそうした「走るイヌ」の血を引く引きしまったボディは筋肉質(きんにくしつ)。それでいてどこかエレガントなふんいきをかもし出す、ゆうがなアーチ(じょう)の長い首とはばの広いやわらかな()れ耳。細く長いしっぽの動きと、表情(ひょうじょう)豊かな目で()い主に語りかけるよ。
  • 「頭が()感覚(かんかく)がいい」「訓練(くんれん)しやすい」という人がいれば、「まるでしつけが入らない」「とつぜんかむ」という人もいるダルメシアン。とにかくタフで遊び()き。運動不足(ぶそく)のストレスが問題行動の原因(げんいん)にもなりがちなので注意したいところだよ。
  • 毛の短い種類(しゅるい)だよ。
  • 白地に黒またはレバー色のはんてん。
  • 体高 : 56~61cm
    体重 : 22~29kg
  • ドライフード(やく)380~450gが目安。
    バランスのとれたスタイルを(たも)つよう、やせ()ぎ、太り()ぎに注意してあげましょう。

  • 散歩(さんぽ)の後によごれをタオルでふく&簡単(かんたん)に毛のお手入れをしておしまい、らくらくお手入れだよ。

  • 毛が短いので目立たないけれど、季節(きせつ)()わり目はそれなりにぬけるよ。



  • 神経質(しんけいしつ)な子はほえるけいこうがあるよ。しかってばかりだと悪化することがあるので、ひどい場合はしつけのプロに相談するのがおすすめだよ。

  • 毎日のお散歩(さんぽ)(かなら)してね。さらに、ノーリードで思いっきり走り回れる場所があれば最高(さいこう)だよ。走ることが何よりも幸せなので、自転車で引いてのお散歩(さんぽ)もいいよ。
  • こんな人に向いています

    とにかく元気いっぱいなこのイヌも満足(まんぞく)できるくらい、しっかりと運動をさせてあげられる人。アウトドアやスポーツをいっしょに楽しめる人ならとても向いているよ。

みんなのペット写真もとうこうしてね!

かわいいペット写真をまってるよ!

※とうこうする時の注意

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