“ニシキネズミ”や“ナンキンネズミ”などとも呼(よ)ばれるマウスは、ハツカネズミから改良(かいりょう)された種類(しゅるい)で、古くから実験(じっけん)動物として飼(か)われているよ。ほかにも、ラットと同じように、毛の色の種類(しゅるい)がとても多く、飼(か)うのも簡単(かんたん)なことから、ペットとして根強い人気があるんだ。映画(えいが)『マウス・ハント』では、人間を手玉に取るかしこいマウスが登場するけど、そこまではいかないまでも、高い学習能力(のうりょく)があることが知られているよ。

長いしっぽは、体のバランスをとる働(はたら)きがあり、高い所に上るときに役立つんだ。体の熱(ねつ)を外に出したり、気持ちを伝(つた)えるのにも役に立っている大切な部分だよ。