ダックスフンドは、もともとは、アナグマやウサギなどを巣(す)の穴(あな)からかり出し、えものがいることをハンターに知らせる役目をしていた犬だよ。

古代エジプトのかべの絵にダックスフンドに似(に)ている犬がかかれていたり、メキシコやペルーでも体が長くて足が短いイヌのねんどざいくが発見されていて、どこからやって来た犬なのか、いろいろな話があるよ。

はっきりしているところでは、16世紀(せいき)ごろ、ドイツでかりをする犬としてかつやくしていたという記録(きろく)が残(のこ)っているよ。

ダックスフンドは、体の大きさによって、スタンダードとミニチュアダックスフンド、ミニチュアより小さいカニンヘンの３つのタイプに分けられていて、毛によって、それぞれスムーズヘアード（短かい毛の種類(しゅるい)）、ロングヘアード（長い毛の種類(しゅるい)）、ワイアーヘアード（かたい毛の種類(しゅるい)）に分けらるよ。

現在(げんざい)では、お家でかう犬として世界的(せかいてき)に人気が高く、日本でも「ミニチュアダックスフンド」が人気だよ。