力
「私は何もできない人間です。」 絞り出した声で彼女は言った。僕は返す言葉も出なかった。 「生きていちゃいけない人間です。」 生きて欲しい、そう言えば良いだけなのに声がでない。 これが彼女の力だった。 僕が彼女と出会ったのは先月のこと。公園でうずくまっていた彼女の姿をたまたま見かけたときだった。 「大丈夫?」 そう話しかけたとき彼女はとても怯えていた。 雨に濡れ、その上涙で顔まで濡らしひどく惨めに思えた。 「あ、僕と同じ学校の人・・?どうしたの?」 もう一度問いかけた。今度は親近感を持たせて。でも、彼女はなにも答えなかった。いきなり動き出した彼女はカバンからノートとペンを取り出し何かを書き出した。 「私と関わると不幸になる」 そう書いた彼女は自分自身に怯えているようだった。 やっと喉が開いた。彼女が少し冷静になった証拠だ。 「生きて欲しい。一緒にいて欲しい。それだけで僕は満足だ。」 彼女は泣き出した。 彼女は自分の気持ち、感情で人の行動を制御したりする力がある。そのせいで人に気味悪がられ、親にさえ愛されない幼少期を送った。 そんな力があっても僕は彼女を好きだった。愛していた。 彼女は言った。 「私も生きたい」、と。 最後まで読んでくださりありがとうございます! 拙い文章ですみません。感想を多くくださるととても嬉しいです! 皆に生きて欲しいそういう思いで書きました。
みんなの答え
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こんにちは♪ 優那です。 ☆本題☆ すごい!! 感動 ..) またね(*・ω・)ノ
マインの心の声
え…?短いのにこんなにウルッてできて、「生きる」の大切さを表現できるとか… 神ってる…!! って思いました!!また書いてほしい!!
感動しました!
とても素敵なお話ですね。 感動しました。
俺は
この短編小説は常に身近にあるが気が付かない世界のごく一部を書いている
←いい意味です。ちょっとウルっと来ました
いやこんな短い文章で纏められるの凄くないですか?天才では? 機会があったら、またこの掲示板に小説を書いてくださると私が嬉しいです。ありがとうございます!
おおお…
こういうお話、すっごい好きです! 感動しました… ステキなお話を読ませていただいてありがとうございました(*´ω`*)