夏休みと白いワンピースと
ぶるーべりーです。是非読んでくださいね。 毎年恒例となっていたおばあちゃんの家。用事があったとしても一番大事なのはこれだ。行く前は本当にいやなんだけどね。着いて見ると来てよかったって思える。不思議だよね。みんな田舎行きたいって言うけどそういう人たちより僕の方が田舎の良さが分かってるって。 話はずれてしまったけどとりあえず今年も例のごとくど田舎に来たってわけ。 優しいおばあちゃんは僕を見るなり駆け寄って抱きしめてくれたよ。おばあちゃんのハグは正直苦手だったね。強く抱きしめすぎて息ができなくなるから。 そのあと家に入って休んだ後おばあちゃんは僕に外で遊んでくるように言った。目の前いっぱいに広がってる自然は僕の遊び場へと変わる。こんなの都会じゃそうそう経験できない。そうして夢中になって遊んでいたから誰かが来たことに気づくことが出来なかった。 「ねえ何してるの?」 後ろからの突然の不意打ちに僕は驚き、しりもちをついてしまった。 そんな僕を見た女の子はふふっと口を隠しながら笑う。照れ隠しに僕は叫ぶ。 「誰だよお前っ」 白いワンピースを着たその子は僕の言葉が聞こえないふりして 「一緒に遊ぼうよ」って言った。 1人遊びには正直飽きかけていた頃だった。僕はいいよって言った。彼女と遊んだ時間は今までにないほど楽しかったことだけは確かに覚えている。だけど時間は待ってくれないってことを忘れてた。あっという間に過ぎ去っていった。日は沈みかけていた。赤い光が僕らを包み込んだ。 「もう帰らなくっちゃ」そう伝えると悲しそうに彼女は笑った。僕もつられてなんだか悲しくなってきて。 僕が「またね」って言うとあの子は「さようなら」って言った。振り向いた時にはもうあの女の子はいなくなっていてただ木の葉が一斉に風で揺れていた。 それから?彼女には会ってないさ。いや会えなかったんだよ。結局そのあと他の用事で遊ぶことは出来なかったし、そのあとはすぐ帰ってしまったから。次の年の夏休みもその次の年の夏休みも彼女を探した。だけどどんなに一生懸命になっても見つからなかった。 近くにそんな女の子誰もいなかったんだよ。 良ければ感想お願いします! 夏休みに出会った女の子のお話です
みんなの答え
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さくです すごくいい話だと思う! 男の子と女の子が一緒に何をして遊んだのか気になるなあ。 個人的に、かくれんぼ、砂絵とかだと思う! なんか、女の子の詳しい描写がないのに女の子の姿が想像できて楽しかったです。私の中での女の子は、長めのAラインの白いワンピースに、赤いハイビスカスを頭にちょんと差してて、麦わら帽子をかぶって、髪の毛がサラサラで長くて、はだしで、ほんわかした女の子って感じでした!で、その女の子は実は戦争でなくなったおばあちゃんの妹って感じでした!
素敵!
ミステリアスで切なくて青春って感じの小説でしたぁ! タイトルが清々しくてこれは読むしかない!と思って読ませていただきました!
感動しました!
とてもいいお話ですね。 「またね。」といった後に「さよなら。」って 返されたら、大体のお話がもう会えないですよね。 読んでて、いい意味でツラくなります。 とにかく、めっちゃ感情移入ができました。 『赤い光が僕らを包み込んだ』ってところが 1番好きです!
はッ((?
良すぎる