意味が分かると怖い話(長いです~)
今の私の生活はこれまでにないくらい充実している。 家族は最近私にとても優しく接してくれるし、友達はいつも私を囲んで話をする。 「あー今日も楽しかった!!」 私は学校から帰宅している。いつもの道を歩きながら帰る。今日の出来事を思いだしながら歩く。そういえば今日の晩御飯、私の好きなハンバーグを作ってくれるって言ってたな。嬉しい。 家に着いた。玄関を開けようと思うと、鍵がかかっていた。この時間はお母さんがいるはず。少し疑問が出たが特に気にせず、買い物にでも行っているのだろうと思い、家に入る。 部屋はガランとしててやけに静かだった。 お母さんがいないとこんなに静かなんだ……。そう思いながらリビングのソファにリュックをおろす。そういえば飼っている犬のネネも吠えてない。ネネは私が小さい時から飼っている犬だ。いつも学校から帰ると玄関まで来てくれる。 階段をあがり、自分の部屋へ行くとネネが寝ていた。 「こんな所にいたのね」寝ている所を起こすのは悪いので、そのままにしておく事にした。 しかし、母が遅い。もう6時を回ろうとしている。もしかしたら、どこかで寝ているのかも。ネネのように。そう考えたら少し面白い。 2階の部屋を見るがいない。トイレのドアをノックするが返事はないし、いるわけがないが、たなの引き出しを開けたり、鏡を覗いても何も映らなかった。 遅いなぁ。暇になってソファーに座った。すると机に置かれている資料が目に入った。 それは目を疑うものだった。 私にはがんがあり、余命が書かれているものだった。「な…にこれ…」 すると玄関のドアがあいた。一目散に玄関へ行く。すると母とまだ仕事があるはずなのに父も横にいた。2人共黒い服をみにまとっている。そして2人は私に気づかず横を通りすぎる。 嘘だ。嘘だと思いたい。でも自分は分かってる。自分はあと数日しか生きられないことを。なんとなく分かってた。いきなり周りが優しく接するようになったし。ただ信じたくなかったから。そしてさっき鏡に自分が映らなかったって事は私はもう死んだのかな。 私の目の前で父と母が泣いている。私はいるよ。そっと近づいて2人の頭をなでる。泣いていた。「私を思ってこの事を私に言わなかったんだよね。今までありがとう。楽しかったよ。」 すると私の体がどんどん消えていく。この世に対する未練が無くなったからかな。 大好きだよ。皆。
みんなの答え
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そういうことか!理解した!
途中、「鏡を覗いても何も映らなかった」ってところから、おかしいな~って思い始めて、で、余命の資料が出てきてから、この主人公は死んでるのかな~て思って、で、両親が黒い服で帰ってきて、横にいる主人公に気付かなかったってところでピンと来た! この主人公は、死んだ幽霊だ!って。 未練がなくなったから、あの世に成仏する…。 当たり前だけど、切ないね。