もう一度、君に~はなれてから気づいた恋~
君に、もう一度出会える日が来るだろうか。だとしても私はー・・・ 私、芙実(ふみ)。小学6年生。ただいま、ボッチ中。しかも、好きな人森山君ともクラスが離れた。 なんてったって私は、重度の人見知りで、なにもかも行動が遅いの。 だけどー・・・ 2年前に転校した前の学校(通称、赤小)では、楽しかった。 けど、それももう昔のお話。おとぎ話のような。 「でも、久しぶりに思い出に浸ってみるかー・・」 私は、赤小のみんなからの手紙を読んだ。 「みんなー・・」 そして、次の手紙を見ようとしたとき私の手が止まった。 「未来・・・?」 正直、あんまり触れたくなかった過去。 けど読んでみた。 「4年間、楽しかった。それでー・・ そして最後に、こう書いてあった。 「引っ越した所でも、いい時を過ごしてください。そして、これからも自分の決めた道を進んでください」 未来といると、すっごく楽しかった。1年生の頃は意地悪されて嫌だったけど、やっぱり楽しかった。 「未来に、もう1度会いたいー・・!」 私、自分の気持ちに気づいてなかった。 それなのに、私ー・・ 想うほどに、涙が止まらない。 「未来・・っ!」 ーこれだから、私はなんでも行動が遅いんだー 私は、赤小の友達に聞いてみると、未来転校してしまったらしい。 だからもう、絶対会えない。 それに、もし会えたとしても、森山君に恋していた私が許せなかった。 だから、もう全部真っ白にして、これからは男子なんて塩対応でいく。 さようなら。いままでありがとう。未来。 ~中学校の入学式~ 今日から中学生!がんばって友達作るぞ~! なにか、未来に似ている人影が通ったが、気のせいだろう。似ている人は世界に3人いるらしいし。 とか思っていたその時ー・・・ 「芙実?!」 まさか。と思ったが、本当だった。 「俺、未来。覚えてるか?!」 前の私だったら、すごく喜んでた。けど、今は違う。 「ごめんなさい。人違いです」 私はその場から逃げた。 けど、なぜか胸がチクチクする。 そして、入学式が終わって帰るとき、また未来に会ってしまった。 「芙実。伝えたいことがある。」 「俺、芙実が好きだ。」 「ごめんなさ」 「じゃあ!」 未来が私の言葉を遮った。 「正直に俺に思ってること、全部伝えて。」 私は、迷った。けど、伝える。 「私、未来が好きだった。けど、違う男子を好きになったり・・・もう苦しいの!!!」 そしたら未来が、思いもよらないことを言った。 「別に、俺はそんなの気にしないけど」 「俺は、芙実が好きなんだ!ただそれだけなんだ!」 私は、この時気づいた。 未来からもらった、最後の言葉ー・・ ー自分の決めた道を選んでくださいー そうだ、分かった。私の、気持ち。 「・・・私も。好き。けど、こんなの、ダメ。」 「は・?」 「また、好きになっちゃうじゃん」 「・・私も・・・好き・・っ!」 なぜだかわからないけど、この時は涙が止まらなかった。でも、未来は必死に受け止めてくれた。そのことが・・・うれしかった。 「じゃあ、俺も、ここの学校通おうかなー!」 「えっっ?!!」 いろんな話をしながら私たちは、もうすぐ葉桜になる道を通って、また一歩歩きだした。 END 長編みたいになってごめんなさい! 感想や、登場人物に関する意見などをよろしくお願いします!
みんなの答え
※きびしいコメントを見たくない人は
「見ない」をおすと表示されなくなるよ!
すごい!
こんにちはっ!すずりんです(*^^*) タイトル通りすごいです! そして、題名がすごくセンスがいいと思いました(なんか上から目線でごめんなさい…)それに、最後のもうすぐ葉桜になる道を通ってまた一歩歩きだした。ってところもお気に入りです(*´∀`*) 2年前に転校した学校の人に会えるってすごいし、ある意味運命なのかもしれませんね(* >ω<) 私も小説採用されるといいな~