天使ちゃんと悪魔ちゃん
私は天使のミラリル。 どのくらい偉いかと言うとガブリエルぐらい。(=大天使) そんな私の仕事は人間を寿命になる前に連れて行ってしまう堕天使を倒すこと。 堕天使はとても凶悪で、悪魔になりかねないから。 最近悪魔が過激化しているから大変なの。 「ミラリル様、出動です。」 ほら、きた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「やめてっ、お願いだから私を墜とさないで…たまたまなのっ!私は最初からやり直すような天使じゃない!」 『規則は規則ですから。』 シャキン 天使の輪を割られた天使は記憶を全て抜かれて上へ送られ、小天使からやり直す。 この仕事は最初はやりにくかったけど、今はもう平気。 少しおかしいと思うけど。 悩みがほとんど無い私にとってはそれはほとんど思わない。 私に"友達"がいないのが唯一の悩み。 はるか昔にはいた気がするけど、誰かなんて覚えてない。それどころか覚える気がない。 みんなから信頼されている私が友達なんか作ったら支障が出る。 私にも子天使の時期はあったけどその頃から出来ていたからだーれも近寄らなかった。 はぁ、なんで昔の事なんか言ってるんだろ。 早く寝なきゃ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「ミラエル様、緊急出動です!」 『何があったの!?』 「捕まえていた堕天使がにげました!」 捕まえていた堕天使… 悪魔に情けをかけて何回も逃した元・天使か。 「どこだ!」 「探せー!探せー!」 わーわー 皆、取り乱して肝心な事を忘れてるな。 大体こういうのは狭いとこにいるの。 ほらいた。 『貴様が逃げ出した堕天使だな。』 「あ、ようやく会えたね、ミラエル。」 『私の名を軽々しく出すな。』 「私の事覚えてる?」 『知らない。』 さっ 『なっ、手をはな…』 思い出した。この子はカコエル。 私の唯一の友達。 だけど悪魔に情けをかけて逃がした私をかばって代わりに捕まった子だ。 『ごめんね、カコエル。思い出せなくて…』 「いいの。思い出してもらえば。」 それから、2人の友情は切れることは無かった。
みんなの答え
※きびしいコメントを見たくない人は
「見ない」をおすと表示されなくなるよ!
分かりやすい!
読んだときに思ったこと。 説明文が分かりやすい!! 全く、くどくもないし、逆に分かりやすい。 「天使」「堕天使」「悪魔」っていうカテゴリーの中で、主人公は「堕天使」を処罰する立場にあるのだと、きちんと分かる。これはすごい! 面白い小説、ありがとうございました!