恋愛小説
私の名前は伊桜(いお)高校2年生。 私には、片思いしている人がいる。 でも、もう何処にいるのか分からない。 それは私が小さい頃の話。 家がお隣同士で仲が良かった桜介(おうすけ)。いわゆる幼馴染みというやつだ。2人に入っている「桜」の字は、私たちの親が桜の咲く季節に生まれた私たちに、同じ文字を入れようってなって入った字だ。 私は桜介の、明るくて、少しバカだけど本当は、優しくていつも守ってくれる様なところが好きだった。小学2年生の時、私は親の仕事の都合で引っ越す事になった。それまでは、おばあちゃんの家に住んでいたから、休みの時に、おばあちゃんに会いに行けば、桜介に会えると思っていた。だからそれほど寂しくはなかった。 翌年の夏休み、私はおばあちゃんの家に行った。やっと桜介に会えると思ったら、そこには、桜介はいなかった。 おばあちゃんに聞いたら、親の仕事の都合で、アメリカに引っ越していったと言っていた。 あの時は、すごく寂しかったなー 桜介は今、何をしてるんだろ、私のことなんて覚えてないだろうなーと伊桜は思った。 ある日、伊桜は、友達の沙彩(さあや)と夏帆(かほ)と、花見に出かけていた。 伊桜は桜があまり好きではない。桜を見ていると桜介を思い出し、もう会えないと言われているなうな気持ちになるからだ。 「伊桜~新しく好きな人作ったら?意外とモテるんだからさぁー」 「そうだよ、伊桜」 と沙彩と夏帆は言う。いつものことだ。 「そう出来たらいいんだけどなぁー」 伊桜はいつものようにそう返す。 「あっ伊桜あそこのグループに声かけない?新しい出会いも必要だよっ!」 「えっでもー」 「すみませんご一緒してもいいですか?」 「えっいいよーいいよー嬉しいなー男ばっかでつまんなかったんだ」 仕方ないかと伊桜は思い、顔を上げた。 そこには、桜介がいた。間違いない、伊桜の勘がそう言っている。 「お、桜介?」恐る恐る伊桜は聞いた。 「?えぇーーー伊桜!?!?!?!?!」 「やっぱり!えっでも何でいるの?」 「えっーと、あ、あっちで話そ」 沙彩と夏帆はニヤケながら、「どうぞどうぞ」と言った。 桜介に聞くと、今年、アメリカから帰ってきたらしい。それで、新しくできた高校の友達とお花見に来ていたらしい。 「いやーまさか伊桜に会えるなんてな」 「私もビックリしたよ」 「なぁ伊桜、俺なぁー引っ越してから、ずっと伊桜のこと、忘れられなかったんだ」 「えっ!?うん。それって!?」 「俺、伊桜のこと好き///」 「わっ私も桜介の事、好き。ずっと好きだった。引っ越した時、何も言ってくれなかったから、嫌われたんだと思ってた。」 「ち、違うよ、伊桜に言ったら、会いたくなって、余計、アメリカに行くのに、寂しくなるから…」 「そうだったんだ」 伊桜は、嬉しかった。桜介も私の事好きだったなんて。 「毎年、桜見てると、伊桜の事思い出して、寂しくなってたんだよなー」 「私も。2人の名前だもんね」 2人は、桜の木の下で、笑い合った。 やっと2人の思いが通じあったんだ。 その日の2人で見た桜は、毎年見ていた桜よりも、100倍きれく見えた 2人はその次の年もその次の年もまた、その次の年もずっーーーと、一緒に桜を見ようと約束した。
みんなの答え
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こんにちは!いつも応援しています。
あんずさんの書く小説いつも見せてもらっています。すごく私好みで、面白いです!今回の小説も、こんな幼馴染が欲しいな~!と思いながら、楽しく読んでいました。これからの投稿もお待ちしております!
すごすぎ!
読みながらキュンキュンしちゃいました! 他にもありますか? 新しいの、楽しみにしてます!
うぅ
泣けるぅぅぅぅ 憧れるぅぅぅぅ 素敵ぃいぃぃぃ ぴえん
私これ好き!
名前の付け方がいいと思いました! しかも最後の終わり方にも関連してるので、桜は印象深いですね! 私だったら思いつきません。
めっちゃ良い!
名前のセンス! とてもいいと思いました。 名前が最後つながって、ハッピーエンドで良かったです。
メタンコよかったです!
すごく私この小説気に入りました!!いや、てか次も出してほしいです!!!一人のファンとして応援してます!