涙病
私は愛葉(あいは)。小学2年生の普通の女の子。 私は今、校庭にいる。親友の泉美(いずみ)に声をかけたところ。 「いーずーみちゃんっ!!おーはーよっ!」 と私は元気に言った。 「あっ、愛葉ちゃん!おはよう。」 と泉美も言った。 私は微笑んだ。でも、その瞬間...私は頭が真っ青になった。 私は心の中で助けを求めた。でも、声は出ない。口が固まっている...なぜか涙が溢れ出した。 「...あ、愛葉ちゃん??ど...どうしたの?!」 泉美は驚いている。 ーー1番驚いているのは私なのに... そう思うと、また涙が溢れた。 ポタ ポタ 何滴もの涙が落ちていく... ポタ ポタ 「あ、愛葉ちゃん...なんで泣いてるの?急にどうしちゃったの...?」 泉美が聞く。 私は説明したかった。でも、自分でもわからない。声も出せない。涙が溢れるだけ。 ーーどうして私泣いてるの...? 自分に問いかけても無駄だった。 何分か経った。私の涙は止まった。 「...あ、愛葉ちゃん?今のは...な、なんだったの...?」 泉美が聞いた。 「な、なんでもないよ。私にもわからない...」 私は小さな声でつぶやいた。 「そっか...」 泉美は小さな声で言った。私はなんだか気まずくなった。 その日の放課後。家でまた涙が溢れ出してきた。 「...わ、私なんで泣いてるのよ...も、もう泣かないって決めたのに...」 私はすごく怖くなってきた。 そして大声で泣いた。私は何時間も何時間も泣き続けた。 夜、お母さんが帰ってきた。 「愛葉!ただいまー」 お母さんがいつも通り私に言った。 「お帰りなさい...」 私はなるべくいつも通りに答えた。 「...?元気無いじゃない!!」 お母さんには気づかれてしまったようだ。私は慌てて言い訳をした。 「ん?ううん!!全然!!元気いっぱいだよっ!!い、いつも通りだよお~!!」 でも私は何故か泣き出した。 ーーこういう時に限ってなんで泣いちゃうのよ!! 私は嫌になった。 「何かあったんでしょ?隠し事はやめなさいね~」 とお母さんが優しく言う。 「...わ、私急に泣き出しちゃうの...自分でもわからないの...」 私は勇気を出して言った。そしてさっきのこと全て打ち明けた。また、勝手に涙が溢れ出した... 「そうだったのね。」 お母さんは本を持ってきて、何か調べていた。 しばらくして、お母さんが小さな小さな声で言った。 「もしかしたら...愛葉は涙病かも...」 お母さんの目には涙がすでに溜まっていた。 「...えっ、そ、それって酷い病気なの...?」 私は怖くなって聞いた。 「...言いたくないわ...言いたくないわよ。こんなこと...」 お母さんは必死にこらえていた涙を流した。 「あなたは...あなたはもうすぐ死んでしまう!」 お母さんは声をあげてシクシク泣き出した。 お母さんは、涙病について語った。 「涙病はね、自然に泣き出してしまう病気なのよ。もうあなたの涙病は...かなり、かなり進行しているらしいの。治療法は無くて、進行した次の日には死んでしまうって...」 ーーこんなことあり得ない。絶対信じられないわ! 私はショックだった。 ーー明日には私は死んでいるのか...そんなの、そんなの信じたくないのに。 「涙病が進行すると小さなストレスを大きく感じるようになってしまうの。そうなると、精神的に限界を迎えてしまう。だから死んでしまうのよ...」 とお母さんが付け足した。声はすごく震えていた。 私は泣いた。 お母さんが必死に慰めている。お母さんも目にいっぱい涙をためていた。 私は眠っていたようだ。今は朝。私は起きた。 ーー良かった。まだ生きてた。 私は少し嬉しかった。今、生きてることに喜びを感じた。 「お母さん!私まだ生きてる!!」 私はいつもだったら言うはずのない言葉を元気いっぱいに言った。 「ああ良かった!」 お母さんも笑顔で答えた。 ーー今日は私の最後の日かもしれないんだ。だから今日は泣かない。笑顔でいたい。最後までいつも通り過ごしたい。悔いの無いように。
みんなの答え
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おぉ~
あなた本当に9歳ですか? とてもすごいです!病気がどういうものなのかが詳しく書いてあるところが良いですね とにかく光るものを感じます よろしければ、また書いてくださいね!応援してますよ♪
素晴らしい
感動しました!あなたは9さいとは 思えない語彙力(ごい)と表現力を 持っていると思います!かなりの 力は持っている。確信しています。 是非お暇があればまた書いてください 今作は命の大切さに気づけました!
いい
さいこう、笑