ショコラ王子とあの子との約束
僕の名前はショコラ。チョコレート色のポメラニアン。名前は僕の毛の色からきている。 僕の飼い主さんは17歳の優香とパパとママと僕と4人ぐらし。僕は優香の事が大好き。優香は僕のために遊んでくれたり、ご飯を作ってくれたり、散歩に連れてってくれたり色んなことをしてくれる優しいし、楽しい。 今僕は彼女とボール遊びをしている。優香が赤いボールを投げて僕が取りに行く。僕はそのボールカミカミする。 彼女は僕をみてこういった。 「ショコラといると辛いことでも、悲しい時でも笑っていられる。自分は弱虫で泣き虫だから。ショコラといる事が1番の楽しみなの。私がいなくなっても家族を癒してあげてね。」 彼女に喜んでもらえると凄く嬉しい。僕が守ってあげるからね。たすけてあげるからね。 そんなある日、家族みんなと散歩に出掛けた時のこと。悲劇は起きた。 ママが優香に聞いた。優香が楽しく学校生活を送っているのか聞くと彼女は笑顔でこう答えた。 「クラスの子もみんな優しいし、面白くて凄く楽しい。」 ママは安心した。パパが言った 「授業とかついていけてるか?困ったことはないか」 パパは凄く心配性。優香は意外としっかりしてるからそこまで心配しなくていいだろうよ。優香は笑って 「もうパパったら、心配しすぎ。本当に大丈夫だから」 優香は笑っていたけど、笑顔の裏には辛いとか悲しいとかそういう感情を持っているんだろうな。そして彼女は下を向いたままとまりこみ、そして座り込み吐血したあとついには倒れ込んでしまった。パパが言った 「これ再発したんじゃないか」 ママは慌てて救急車を呼んだ。そういえば散歩に行くからリード取りに行こうとしてた時もなんかふらふらしてたし、顔色も少し悪かった。なんでそうやって隠すんだよ優香は。それから救急車が来て優香は救急車で運ばれた。ママも付き添いで一緒に病院に向かい、僕とパパは2人で見送った後、家に帰った。何も助けてあげられなかった。助けてもらってるのは僕の方なのに。優香ごめん。ごめん。ごめん。…ごめんなさい。僕は悔しさで胸がいっぱいだった。 そして夕方ママが帰ってきた。 「優香は?優香は一緒じゃないの?」 ママは僕の頭を撫でながらこう答えた。 「優香は病気が再発してまた入院することになったの。しかも前よりもはるかに症状が重い悪性だって」 え、入院て何?僕の頭の中は真っ白になった。僕のせいだ。 「病気がかなり進行してるらしくて、もう治療方法がないんだって。だから長くはもう持たないだろうって、でもね…。」 でも? 「前にね、優香は昔治療が嫌で嫌でしょうがなかったけど、ショコラと出会って強くなれたって、つうらいときでも笑顔でいるようにしようって思ってたんだって。ショコラには人を元気にさせる力があるからこれからも元気でいて欲しいって。後、優香の分までしっかり生きて欲しいって言ってたよ。王子様って感じだね。いつも優香のことを気遣ってくれてありがとう。優香を励ましてくれて」 僕、優香の分もしっかり生きる。それが僕の役割なんだと。そして次の日 優香は天国へ旅立って行ったと電話がかかってきたらしい。 僕は家の窓から空をみあげ 「優香、今までありがとう。たくさん笑って、遊んで楽しかった。優香の分までしっかり生きるから。パパもママも大切にするから、優香も天国で元気に過ごして僕達家族を見守っててね。」とおもったんだっけ。
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タイトル
感動しました! 犬目線なのがすごくいいと思います。 でも最後過去形なのが少し気になりました(上から目線ですみません)