幸せな日々を奪いたくなかったから、でしょ?
主人公 渉(わたる) ・イケメン、野球部のレギュラーでスポーツ万能、静かでクール系の男子、彼女の梨央(りお)とは 5年間付き合っている 梨央(りお) ・学校で一番モテる、可愛い系でスポーツも出来る女子の憧れ的な存在 「おはよー、渉」 いつも通りの時間に待ち合わせ場所に来る梨央。手にはいつものように俺と自分の弁当が入った紙袋を持って。 「おはよ」 「あのねあのね!昨日、美亜(梨央の友達)と遊んだんだけど・・・」 俺は梨央の話を聞いているふりをして別のことを考えていた。 余命1ヶ月、 俺はもうすぐ病気で死ぬということを。 今は医学の進歩とやらで普通に生活できている。でも、いつ死んでもおかしくない状況だった。 俺が数年後死ぬことは3年前には分かっていた。でも言い出せなかった。世界一大好きな梨央から幸せな日々を奪いたくなかった。だから言えなかった。いや、言いたくなかった。 「ちょっと!聞いてる??」 「あ、うん。それで?」その時、お腹に激痛が走った。 「うっっっ!!!!」 お腹を押さえながら歩道の端に移動し、しゃがんだ。差し込むような腹痛。病気の症状だ。 「ちょ、渉!?お腹痛いの!?」 「痛い・・・苦しい・・・」 その後、道で倒れたところまで記憶がある。周りにいろいろな人が集まっていた記憶もある。 目が覚めたら病院のベッドの上だった。 隣には梨央がいた。 「渉・・・病気、だったんだね」 「・・・」 「聞いたよ。言ってほしかった。けどさ、多分だけど私に病気のことを言わなかったのってさ、私から幸せな日々を奪いたくなかったから、でしょ?」 「・・・」 意識が遠のいていく。ベッドのそばにある心拍数をしめす機械が部屋に鳴り響いて、医者や看護師、家族が集まってきたようだ。 「大好き。大好き。大好き。」 梨央の声が聞こえた後、唇に何かが触れる感覚がかすかに伝わってきた。
みんなの答え
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良い話だね!(^ ^)
少し切ない話ですね…
スゴイですね!
お話が作れるなんて、スゴイ ですね!羨ましいですー! とても、良い話だと思います!
スゴーイ!
こんにちは!猫にゃんです! キュンキュンしました!渉の病気を梨央に言いたくなかったって梨央ちゃん想いですね~(私もそんな恋してみたいな)
わぉ!
いい話だね。!おすすめします。!
わぉ!
ハァイ!スウィフティーズのみずです! たくなさん天才!切ないけど、いい話!
切ないね
とってもいいです!! この続きは、「その後渉は生き返った」とかハッピーエンドで終わって欲しいですね!
すごーい!
タイトルのとうりすごいです。 それの続きが読みたいです!
いいね!
タイトルと梨央の言葉が一緒っていう とこがよーく考えられている証拠だと 思います。とても素晴らしい小説だと 思いました。最後の渉の伝わったこと 表現されている言葉の使い方が非常に 良かったと思われます。ありがとうね