夏ノ夜ノ夢、自由ヘノ道ヲ
見渡す限り、草原が広がる 日がさんさんと照りつける 水も食べ物も用意されてる しかも、見たこともないものだ 家も着るものも、何一つ不自由じゃない もう、家族に捕らわれない 親父に殴られることもない 本当の自由だ 昨晩、自由について悩んだ 自由とはなんだろうか 俺は自由なのか? いや、違う 『自由になりたい』 そう強く願った そして、朝起きてみたらコレだ 「俺は自由なんだ!!」 俺は叫ぶ。だが、誰も応えない (自由になったのは良いけど…寂しいな) 唐突に心に広がった感情 俺は頭を振った 「馬鹿野郎…今さらあの地獄へ戻れるかよ」 毎晩、親父に殴られて 奴隷のように扱われるアソコへ 戻りたくねぇよ 俺は空を見上げた いつの間にか、明るい太陽は 薄い雲に隠れていた (花曇りか…) 俺の心も、花曇りだ 何年たっただろうか? 否、本当は数日だったかもしれない ただ、独りの時間は長く感じた 何もしていないから 暁の空は今にも泣き出しそうだ 「もし、地獄に戻ったら…」 俺は呟く。 独りでいると、独り言をする癖ができたのだ 「今みたいに…空を眺められるかな…」 虚しい。虚無感 「無理だな」 そう思ったとき、心の中のもう一人の自分が自分に語りかけた 『何で決めつけるんだい?先のことなど、分からないのに。』 諭すような、優しい声だった。 『自分で選んでいい。帰るか、帰らないか』 帰りたい。 そんな思いが唐突にこみ上げてきた 寂しいな そういえば、友達はどうしているかな? 男子バレー部の仲間は? 会いたい 「帰りたい!帰りたいよ!地獄に帰ることになっても!」 独りでは生きていけないから サァーと空が晴れた。 夜明けの光を浴びて、俺の瞳が光る 全て分かった 帰りたいんだ 帰りたかったんだ ずっと前から そのまま、突き抜けて行った 数カ月後 俺は地獄から抜け出した そこで、会えない筈のお袋に会った 「お袋!?」 「一人で、よく頑張ったね」 お袋は俺を優しく、優しく抱きしめた 一瞬、お袋の瞳がキラリと光り、 瞬きとともに消えた よく晴れて気持ちのいい青い空が 輝いて見えた 【完】 ━━━━━━━━━━━━誤字脱字があったら、すみません
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タイトルが思いつかないです……
こんにちは。 読ませて頂きました! ぽっぽさんと同じで読みやすかったです! ミステリアスな雰囲気がとても好みです! 題名からして私が好きなやつだー!!(?) って感じがしました(?) 語彙力皆無なのはご了承ください。ペコペコ 脱字・誤字があったらすみません。 ではでは!
面白すぎ!
勝手な考察書いていいですか?いいですn(( 主人公は死んでしまった?こう考えたのは最後の会えないはずのお袋。です。もしかしたら、なんらかの理由でお母さんが死んでしまい、それによってお父さんが主人公に暴力を振るった。 と、言うガバガバ考察をしてしまいましたが、有り得ないですね。コレ。ちゃんと地獄から抜け出した。と書いてあるし、数ヶ月後。とも書いてありますしね。でしゃばってすみません。超絶面白すぎたので、妄想の輪が広がってしまいましt((
読みやすい!
一つ一つの文章が短くて読みやすかったです! もっといろいろな物語を作ってほしいです!