高校時代
「彩奈今日の体育見学だよねー」友人に言われ、 「うん。捻挫しちゃって…w」と彩奈は恥ずかしそうに松葉杖を隠した。 「ほんとドジだよねーwまぁそれも彩奈のいいとこなんだけどn…」 友人が言い終わらない内にバレーボールが彩奈の顔面に直撃した。 「グハッ…‥‥」 ぼたぼた…(はっ、鼻血出ちゃった…)彩奈は慌てて鼻を手で覆った。 しんとなった体育館。バレーボールをうった張本人の男子は真っ青になっている。 みんなが固まっていると。 「大丈夫か!北条(ほくじょう)」 彩奈が顔を上げると1人の男子が立っていた。一ノ瀬悠斗だ。 悠斗は学年で付き合いたい男子ナンバー1に選ばれるほど、完璧男子だ。 噂では、自分がモテていることに気付かないほど鈍感なんだそう。 見惚れていると彩奈の体が宙に浮いた。「せんせー、北条保健室に連れて行ってきます」 彩奈は浮いたときから思考停止状態だったが、状況を理解すると顔が赤くなった。 (お、おおお、お姫様抱っこじゃん!?)彩奈は悠斗の顔をちらりと見た。 相変わらず爽やか。(うわっ、ほんとに鈍感なんだ…) 「あの、わざわざこんなことしなくても…」彩奈はあえて「こんなこと」を言わなかった。 「だって、お前歩けねーじゃん」悠斗がにかっと笑った。 彩奈の中で、言葉にならないものがはじけた気かした。 「じゃぁお母さんはその時からお父さんのことが好きなんだ~」 「父さんやるじゃん」娘の彩香と息子の悠喜が言った時だった。ガチャ… ドアが開いて、悠斗が帰ってきた。「さっきのことを聞いたことは、言わないでね」 2人に釘をさすと一ノ瀬彩奈は夫のいる玄関へ駆け出した。
みんなの答え
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めっちゃわくわくした!
何ですか!?このドキドキ! 最後、結婚したんですね!うますぎ! 応援してます!