私の初恋
昼休みが終わり、けだるい5時間目が始まった。昼休みに走り回った疲れとお昼ご飯を食べた満腹感で眠ってしまいそう。ついウトウトしているとあっという間に先生の話が耳を通り抜ける。難しくて何を言っているのかわからない。眠気覚ましに教室を見渡すと1人の男の子に目がいった。秋野くんだ。一心不乱にノートに何かを書き込んでいる姿はウトウトしている私とは大違い。頭が良くて友達も多い、パーフェクトな男の子。チビで頭が悪くて友達のいない私とはもちろん釣り合わない存在だ。どんなに好きでも絶対に叶わない恋、付き合うなんてあり得ない。しかもこんなに気になっているのに秋野くんと話したことがないのと言う悲しい現実もある。毎日挨拶しているけれど気づいてもらえないのだ。大きな声を出したら他の人にうるさいって言われるし…。そんな訳で秋野くんはいつもこうやって見ていることしか出来ない遠い存在なのだ。 ******************************* 帰り学活が終了し、みんなが教室を出ていく。私も帰ろうかとゆっくり歩き出した時誰かに足を蹴られてしまった。蹴られた勢いで思い切り転んでしまう。イタッ。ダッサと思っているだろうみんなの視線と転んだ足が痛くて泣きそうになっていた時、「大丈夫?」と声をかけてくれた人がいた。なんと秋野くんだ。「ここは人が通るから向こうに行こうか」と秋野くんはニッコリ微笑み、私をフワッと抱き上げた。あまりの衝撃にドキドキして声も出ない私をお構いなしに「思ってたよりも軽いね、ちゃんとご飯食べてるか?」と秋野くんが私の顔を覗き込む。心臓が壊れそうになっていると先生の所にたどり着いた。イスに降ろされ、ホッとしたような残念なような気分になる。「これはもしかしたら骨折しているかもねぇ、念のため病院に連れて行こうかしら」先生の声にドキッとする。そんなに大変なことになっていたのか。それを聞いていた秋野くんが先生に尋ねた。「俺も行っていいですか?駅前の動物病院ですよね?」「えぇ、そうよ」と先生。人間との区別がちょっと悲しいけれど残念ながら、私は猫だ。学校の公認居候の猫だ。この先生は生物の先生である。私が上手くお話し出来ないのも秋野くんに恋愛対象として見てもらえないのも当然だ。生物委員会として私の世話をしてくれたことがきっかけのただの片想いなのだ。100%叶わない切ない私の初恋だ。私が1人で、いや1匹で悲しみに浸っていると再び秋野くんが私を抱き上げた。 ******************************* 無事に怪我が治った私は今日も教室の後ろから絶対に叶わない初恋の相手を見つめている。 ******************************* 下手くそな文章ですみません!長い文章最後まで読んでくれてありがとうございました!感想書いてくれたら嬉しいです!
みんなの答え
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かないません!
始めは読んでいるとき、猫だとわからくて(いい意味で)すごいと思いました。 年上にはかないません!
星5つで!
こりゃもう星5つですね! 最後に主人公が猫っていうのがわかるのがめちゃおもろかった