ごめんね
「ずっと前から好きでした!僕と付き合ってください!!」 友達だと思っていた男子で一番仲良しな人、凛に告白された。血の気がサーッとひいて、顔が白くなっていくのが自分でもわかった。告白されたときって、もっとドキドキしたりキュンとしたりするものだと思ってたけど、恋愛での好きっていう気持ちを持ってない人に告白されるのはこんなに苦しいんだ…。 凛と私は1年生のときからずっと同じクラス。それまではあまり話さなかったけど、6年生になって隣の席になったときからたくさん話すようになった。凛はいつも人気者。私は特別可愛くもないし、友達だって少ない。目立つ人と話すとビクビクしてしまうのに、凛だけは違った。いつも笑顔をたやさなくて、何でも話せてしまう。たまに私なんかと話しても面白いのかな、周りからはどう思われてるんだろう、と気になってしまう事もあったが、それを忘れさせてくれるくらい、凛と隣の席だった期間はとても楽しかった。 でも、なんで私なんだろう。凛はとてもかっこいい。茶色がかったサラサラの髪に、透き通った大きくて綺麗な瞳。背も高くスラリとしていて、とにかく全女子から好かれそうな外見だ。本当に私に告白した理由がわからない。 そして私は他に好きな人がいる。だから断らなくちゃ。こんな私が凛を断るって逆に失礼な気がする…でも… 「ごめんなさい」 凛は一瞬驚いた顔をして、目に涙をたっぷりためて走り去っていった。ごめんね…ごめんね…。だけど、凛とはこれからも友達でいたいよ…。この先、凛を超える男友達とは出会わないだろう。明日もこれからも、凛はずっと最高の友達だよ!!
みんなの答え
※きびしいコメントを見たくない人は
「見ない」をおすと表示されなくなるよ!
それな
俺も続き読みたい
すごっっっ!!
いや、もう「すごい」の一言に尽きます!!凛くん…切ない(´;ω;`)凛くん目線で書いたものも読んでみたいなぁ!