笑顔
私は澄葉(すみは)。 いつも私は作り笑顔を振り撒いて、みんなに好かれようとしている。だから私は悪口を言われたことはほとんどない。目立つ人にも嫌われてない。だけど、この生き方はすごく辛い。誰にも本音を言えないで、自分一人で詰め込んで、反対したくても私より立場が上の人には絶対逆らえない。そんな生き方を、何年と続けてた。 でも、あるとき影でずっと目立つ人に悪口を言われてたのを知ってしまった。「澄葉って、空気読みすぎておもしろくないよねw」 「それな~。向こうはちゃんと私らと話せてるって思ってるんだろうけど、こっちは嫌々付き合ってあげてるのにね~」 今までの努力が全部無駄になった。 今まで我慢してきたことがその一瞬で、消えた。もう、いなくなればいいのかな。誰も私を必要としてないのかな。 屋上にたどり着き、気づいたら私は屋上の柵に手をかけていた。風が冷たい。でも、もういなくなるし、どうでもいい。そんなことを思って最後の瞬間を過ごしていると、いきなりドアが開いた。私は思わず振り向く。そこにいたのは、クラスで一番の嫌われ者の田中さんがいた。今まで私達がいじめてた人だ。 「田中…さん?どうしてここに?」 「そっちこそ、何してるの!?降りて!」 「…嫌。降りたくない。どうせ消えるから。田中さん、ごめんね。今まで無視したりして。」 「…私はあなたのことが嫌いだった。いつもあの人たちにくっついて、ただみてるだけの傍観者。自分一人では何にもできない弱い人。でもね、あなたをみてたら、それを好きでやってる訳じゃないことに気づいたの。逆らえないで仕方なくやってる。本当は助けたかったんじゃなかったのかなって…違う?」 「私は、田中さんを助けたかった。だけど、それをやれば先がわかってたから、できなかった。言い訳にしか聞こえないかもしれない。でも…!」 「信じるよ。嘘じゃないことぐらい、わかるから。でも、消えないで。澄葉ちゃんを必要としてくれる人もいる。私は、生きててほしい。あの人達のせいで大切な命を失わないで。」 私はそのとき初めて思った。生きたかった。あの人たちになんて負けたくなかった。でも、つらさから逃げるために消えようとしてた。消えることで逃げちゃだめ。辛くても、大切な命をそれで失わない。 「ありがとう。気づかせてくれて。私、生きるよ。負けない。強くなる。本音を、少しでも、伝えたい。」 今までたまっていた心の声が、すべて出たような気がした。大切なことは、きっと、大切な人に気持ちを伝えることなんだ。
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すごい!
やほ^ ^ ゆずだよ! 本題 感動しました…!素晴らしいですね。 うちも人に陰口とか悪口言われた時に、うちなんていらないんだなって何回か思って死にたいって思った事たくさんあったけど、この話を読んで、悪口とか言う人のために死ぬなんてダメだなと思いました。逃げてはいけないなと思った!これは人生を変える短編小説でした(^-^) また読みたいです!!! またね
感動しました
すごく感動しました。 私も全部を周りに合わせていて、 表情なんて周りを見ないと出せなくて…。 今はそんなことないんですけど。 改めて、自分は自分だけの表情でいたいなって思いました。
泣きそうになった!
凄く上手だね!!なんか、すっごく感動した! また、読みたい!!!
お-!
生きよっ!て改めて思った!!