・ひまわり畑・(気が向いたら読んでねっ!!)
私は今も時々、大きなひまわり畑に行く。あの子との思い出の場所に…。 それは不思議な出会いだった。 「もう夏だなぁ!!」 海の波がザブン、ザブンと大きく聞こえる。空には太陽が光り輝いていた。遠くでかき氷やさんの威勢のいい声が聞こえる。 でも私は海にもプ-ルにも行けない、要するに人ごみに行けない病気だった。だから、夏が来るたびに泣いていた。 「ついたぞ、和(なごみ)!じゃあ、またむかえにくるからな。」 仕事に行くついでにいつもパパが連れていってくれる場所。向かいにはひまわり畑が見える。読書に最適な場所だった。 「何読んでるの?」 読書に夢中になりかけた頃、白いワンピ-スの子がしゃべりかけてきた。知らない子だ。 「私はひまり!初めまして!!」 笑顔でしゃべるひまりは、同い年にも見えた。 「私は和。ひまりちゃんは海とかいかないの?」 「和こそ!」 ひまりはそういってほほえむと、あっという間にひまわり畑の方に消えていった。 「まって!ひまり!!」 と言った頃にはもういなかった。 -・-・-・-・- 「和!!」 次の日にもひまりは現れた。ひまりと私は似ていた。海にも、学校にも行っていない。ただ、性格は正反対だった。 「ひまわり畑に、楽しいこと見つけに行こう!!」 正直、楽しいことなんてしたくなかった。というか、見つからないと思った。 「ホラ、見て!ひまわりの上にテントウムシがいるよ!この子の名前は…」「あ!こっちには宝石みたいな石があるよ-!!」 ひまりは、当たり前なことを楽しんでいた。悩みとか病気とかない人にみえた。 その次の日も、ひまわり畑で会った。その日は本を持ってきていた。 「私も本読む!この本、読んだことある?」 ひまりが横にいるだけで楽しかった。いろんなことを知った。 ひまわりでアクセサリ-がつくれること、川で魚つりができること、太陽の一日の動き、ありの巣の中のことも… 毎日毎日いろんなことをした。そして、たくさん無茶をした。ある日は、とても高いがけを飛びおりた。 「絶対ムリだよ!」 私は何度も忠告したが、ひまりは聞かなかった。 「この世にできないことなんて絶対ないよ!」 見事に着地した後、ひまりは言った。 「いつも、楽しいことを見つけてたら必ず幸せはおとずれるよ!」 と。 -・-・-・-・- その次の日は、夜まで待ってもひまりは現れなかった。その次も、その次も…。大好きなひまりは、もう現れることはなかった。 その後、たまたま病院でみてもらった日のことだった。私は看護師さんに呼び出された。 「ひまりちゃんって知ってる?」 急に言われたことに言葉も出なかった。そのかわり、少しうなずいた。 「やっぱりあなたね。ちょっと待ってて!」 看護師さんはあわてて部屋に入る。少しドキドキした。 「実は七夕の短冊にこう書いてたのよ!」 わたされた短冊を見て私は涙をこぼした。 -いつか、和と海に行けますように- 「ひまりちゃんは、いつもあなたのことを話していたのよ。」 ひまりは話してくれなかった。同じ病気だったこと、苦しい思いをしてたこと…。それが悲しかった。 気づけなかった自分が悔しかった。 「和ちゃんは、・なごみ・とも読むけれど・わ・とも読むね!ひまりと和で、ひまわりね!」 涙で顔がくしゃくしゃな私にそっとハンカチを差し出す看護師さんは、少しほほえんだ。 -・-・-・-・- それから十年以上たった今でも、夏になるとひまわり畑に行った。でももう泣くことはなかった。 晴れてる空を見て、テントウムシを追いかけて…。 「幸せ」 とつぶやくのだった。 END アドバイスや感想をかいてくれるとうれしいです!
みんなの答え
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うん…やっぱり…確信した!
何を確信したって? 決まってるじゃん!マインちゃん天才ってこと!! すごい、感動して途中から泣きそうになった、! これからも短編小説いっぱいかいてね!
あーん
すごいいいいいいいい!感動したあ 泣きそうになったあ すごいよおてっ天才~~~~~~ はあはあ興奮し過ぎた…w とにかくすごい!!
追加!!
追加だよっ! なんか、また二人が生まれ変わって会うとか!! じゃ!!
すごい!すごすぎるよ!
マインさん!すごいよ!私、密かに あなたのことが好きでした。それは 置いといて感動しました。特に七夕 の短冊の言葉!それと、ひまりと和で ひまわりって言うこと!素敵です! 前より一層に好きになりました!!
ひまわり…
ひまわりと七夕って… ひまわりといえば8月じゃね? いつのこと? 以上!アドバイス!!
凄い!才能ある!
マインさん凄い! 才能あります! 私も書いたんですけどこんな風にはいかなくて……。 また書いてください!
最高ー!!!
めちゃくちゃGOODー! 泣きそうになっちゃった… またぜひ書いてー!!