二回目の手紙
僕は、森川作斗(もりかわさくと)。高校3年 大人しいと、よく言われる。 友達は、いない。 この前のテストでは、学年1位をとった。 小児科の医者になるための勉強をしている そんな僕に、話しかけてきた人がいた。 同じクラスで明るい雰囲気の 凛々風 玲奈だ。(りりかぜれな) 「ねーちょっといい? この問題教えて~ あ!そうだ~教えてほしい問題たーくさんあるんだよね~ 放課後近くの図書館行かない? 図書館で待ってるね~じゃ、また!」 と言って僕の前を去る。 話進みすぎ… っていうか僕、いいって言ってないし。 まぁ、いっか。どうせ暇だし。 図書館 「あ、来た来た~来ないかと思った~ありがとうー!」 「…何で僕なの。勉強できるやつ、他にもいんじゃん。 しかも君、友達に教えて貰えばいいじゃん、それに、 君、学年2位じゃん。」 「え~いいじゃんいいじゃ~ん!私が選んだんだから。 それに、君、勉強教えんのうまそうだし。 いいのいいの。それに、高順位をキープすんのって 大変なの~ 私、塾とか行ってないし、 それに私、もう将来の夢決まってるから それを叶えるには、高順位は必須と言っても過言じゃないんだー」 「そっか」 そして、1時間ほど勉強をした。 「もう、暗いね~そろそろ帰るかぁーまだ、終わってないけど。 あーそうだ!明日も教えてもらえる?いいでしょう。ねぇ」 「いいけど。」 「『けど』って何よ~ま、いっか。じゃあまた明日ね」 と言って図書室を出る。 次の日も、僕は凛々風さんに勉強を教えた。その、次の日も。 そして、1か月が経った。僕はほとんどの日、勉強を教えた、 次の日の朝 先生「凛々風さんは、親の仕事の関係などで 来月から他の学校に転校することになりました。」 その日の放課後 凛々風さんに、話を聞く。 「転校するんだ どこに転校するの?」 「外国だよ~いろいろあって。君になら話そうかな~ まあ、仕事の関係ってこともあるんだけどさ。私、病気なんだよね。 外国の医師の方に手術なら治せるかもしれないから。 病気のことは、詳しくは、言えないけど。あと、私の将来の夢。 たくさんの人を病気から救うこと。いつかは日本に戻ってくるつもり。 まぁ、もちろん病気が治ったら。の話だけどね。」 僕は、1か月勉強を教えた。だんだん、凛々風さんのことが好きになっていった、 転校する日。 先生「凛々風さんから、1人ずつ手紙があるそうです。」 凛々風さんは、手紙を配り始めた。僕にも、渡された。 僕は、家に帰ってその手紙を読んだ。 「家族以外で君と、先生だけに病気のことを話しました。 勉強教えてくれてありがとう。 私が思った通り、君は勉強を教えるのも上手かったよ やっぱり君に勉強教えてもらったの、大正解だねまた、いつか。 凛々風玲奈より」 ~10年後~ 僕は、医者になった。 仕事場に着く 「新しく入った方を紹介します。凛々風さんです 一言お願いします。」 「初めまして。小児科を担当することになりました。 凛々風レイナです。お願いします。」 「じゃあ、それぞれの仕事の場所へどうぞ」 「凛々風って、高校の時のか。病気治ったんだな。」 「…治って…ないよ。私は、玲奈の妹だから。転校した何週間かがたって、入院した。 もう長くないって言われて。森川くんに、いつか手紙を渡して。 って言われて。これ、手紙。」 手紙を読む 森川作斗くんへ 私は最初から君がずっと好きだったよ。君はどうだったかな だから君に声をかけた。 きっともう私は広い広いお空のどこかにいます、 本当は、ただ親の仕事の関係で外国に行くつもりだった。 治らない病気だったから。まだその時は元気で外国には行ける体力あったからね。 今までありがとう 忘れないでね 凛々風玲奈より 僕は、泣いた。僕も、好きだったよ ずっと忘れない。忘れるわけがない 僕からも、ありがとう