【短編小説】事故しますよノート
キキー! ドン! ガシャン! バン! 「キャー!」 どこかで女の人か叫ぶ声が聞こえた。周りがうるさい。でも,意識がなくなっていく。体中が熱くなっていく。 事故に巻き込まれたんだ。そう自覚した。全て自分が悪い。あのノートに書いてしまったから。 あれはちょうど数分前のことだった。 「皆さん,気を付けて帰りましょう。さようなら!」 赤畑奈巳は一緒に帰る人がおらず,一人で帰った。と言っても,クラスには嫌いな人ばかりだった。全員に憎しみを抱えていた。 毎日図書館によって帰っていた奈巳は,今日も図書館で何を読もうか考えていると、ある女の子が歩きながらノートに何か書いていた。 女の子は視線に気づいたのか,そのノートを落として逃げるように走って行った。 そのノートには書きかけでこう書いていた。 「クラスの八木田奈々丞が嫌いです。事故にあって重症にいしてください。あと,-・・・」 このノートは半分くらいぎっしり書かれていたが、全部1ページずつ違う人が書いているようだ。最初のページを見てみると、 「このノートは事故にあってほしい人と症状を詳しく書くとその人が事故にあいます。ただし,他の人が書いていたのを見てはいけません。また,このノートを書かれているところを見られると自分が書いた分だけ倍になってかえってきます。書いたらポストにそのまま入れましょう。」 パソコンで書かれたような字だったが、そんなこと気にせずに、他の人が書いていたところを見てしまったことが何より怖かった。どうなるんだろう。気になったが、クラスの人を事故にあわすことができる,それを抱えて図書館に走って,誰もいない広い部屋に入って早速書き始めた。 全部書き終わってポストに入れに行こうと立った。クラス全員分書いたので手が黒くなった。そうだ,家の人のも書こうと思って鉛筆を手に取った瞬間,部屋に誰か入ってきた。全く知らない人だった。怖くなって走って出た。夢中に走って、車が走っていることに気づかず・・・。 およそ30人分の不幸が自分に刺さった。病院に行ったが、手遅れだった。 この世のどこかに事故しますノートはある。だが,書いたノートの中には、全て書き途中の文章があるという。 もし見つけてしまったら無視するのが一番だろう。あなたはリスクをおかしてまで人をケガさせたいですか? この物語はフィクションです。
みんなの答え
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面白かったです!
なんか、読んでるだけで頭に想像ができている位読みやすかったです!事故しますよノート…怖いですね。 本当にあったとしたら、どんな人が使うのだろう……
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こんにちは!あーのちゃんさん!華菜です!☆ 今ちょっと急いでいるのでこれしか言えませんが、すごくいいですね! 背筋がぞっとしました。((((;゚Д゚)))))))