音楽にのせて君に届けよう
「ありがとう 君が大好きだよ。」 歌に乗せたら、こんなことだって簡単に言えてしまう。 なのに君を前にすると言葉はいつだって詰まったまんま。 「どうしたの?」 きょとんとした君が言った。 「何でもないっ。」 そんないい加減すぎる言葉で今日も逃げた。 やっぱり僕は弱虫だ。 「歌うたってよ。」 君に言われて、ギターを奏でる。 「♪君はいつも笑っている」 「♪太陽みたい その笑顔は僕まで照らしてくれた」 「♪ありがとう 君へのメッセージ」 彼女が好きなバンドの曲をうたった。 歌ってはみたものの、急に恥ずかしくなった。 「凄いよ、大介。」 君は優しい。 「ありがとう。」 小さい頃から、僕の取り柄は音楽だけだった。 「大介は音楽も上手いんだね。」 高校時代、君がそんなことを言った。 「音楽も?」 僕は思わず聞いた。 「そうだよ、音楽も。」 君はそう言い切った。 僕の取り柄は音楽だけだ。 ずっとそう思って生きてきて、周りにもそう言われてきた。 悔しかったけど、そうなんだから仕方がない。 だけど、君だけは違った。 「音楽も。」 その瞬間、君を好きになった。 君にお願いされて歌をうたう。 その中では君に告白出来た。 「♪君が好きなんだ」 薄っぺらい言葉は、君には伝わらない。 「君に聞いて欲しい曲があるんだ。」 「うん、聞かせて。」 僕はゆっくりうたい始める。 「♪君の好きなものが好き」 「♪君の笑い方が好き」 「♪君の声が好き」 「♪君の全部が好き」 君が笑う。 やっぱり薄っぺらい言葉だけど、これが僕なんだ。 「♪僕を認めてくれた君が好き」 「♪ありがとう 君が大好きだよ。」 彼女の目から涙が溢れた。 「♪君とずっと一緒に居たい」 自然と僕の目にも涙が浮かぶ。 「どうかな?」 「うん、ありがとう。」 そう言って僕にハグをした君。 僕もぎゅっと抱きしめた。 僕は音楽でしか伝えることが出来なかった。 だけど、それで良かったんだ。 音楽で繋がってきた僕らだから、これがお似合いだ。 終ー音楽にのせて君に届けようー ーあとがきー こんにちは。みーこ@です! 「音楽にのせて君に届けよう」でした。(テスト疲れかな? 新しく買ったCDを聞いて、こんな恋したいな~って思いながら描きました。 小説なので、音楽は聞こえませんが、それぞれの想像するメロディーを重ねて欲しいです。 (突然のロマンチストみーこ@登場
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すてき!
ゆみすのって呼んでください。 今回もすっごいロマンチック~ 次回作お願いします。
読みやすい!感動しました!
間を空けていてとっても読みやすい! 参考にさせて貰います! 音楽にのせてる表現は始めて見ました!感動しました