ありがとう
私の毎日は入院生活だった。家族も友達もいない。寂しかったけど,我慢してきた。 名前も忘れた。記憶喪失で,病気が原因だって。あーあ友達ができたらな… ある日小さな女の子が来た。5歳くらいかな?と思っていたら話しかけてきた。 「こんちわ!わたち芽衣!よろちく!」後ろにお母さんらしき人がいる。 「こんにちは,今日から隣のベッドに来た娘の桜岡芽衣よ,お名前は?」 「・・・記憶喪失で忘れちゃって」 「あらそうなの・・・」 「じゃあ芽衣がちゅけてあげりゅ!」 「芽衣のお姉ちゃんなってくえう?芽衣おねちゃ好き!」 「・・・いいよ」 「じゃあね・・・真衣お姉ちゃは?」 「こら芽衣!勝手にそんなことして・・・」 「私,名前付けてくれてとても嬉しいです!」 「そう?良かった」 私は名前を付けてくれて,真衣という名前が気に入った。 「真衣おねちゃ!あしょぼ!」 「いいよ,何する?」 「おにぎょあしょび」 といつも話しかけてくれる。私は家族ができたみたいで幸せだった。私はあと余命1年と分かった。芽衣ちゃんには言わないでおこう・・・と思っていた。 けれど,すぐにバレた。薬の副作用が酷かったから。 「・・・真衣おねちゃいにゃくなりゅ?」 「大丈夫だよ芽衣ちゃん」 「真衣おねちゃのうしょちゅき!ママに聞った!大嫌い!」 「・・・ごめんね、でも,すぐに居なくなるわけじゃ無いんだよ?」 「やっ!」それから芽衣ちゃんは話して来なくなった。 何故か余命1年の前に急に苦しくなって,呼吸器が付けられた。 「真衣おねちゃ?らいじょうぶ?芽衣が嫌いって言ったかりゃ?ごめんちゃい」 芽衣ちゃんは泣いている。 「・・・大丈夫,芽衣ちゃんのせいじゃないからね。私こそごめんなさい」 私は優しく頭を撫でた。その瞬間,脈が弱まってきた。手術をしたけど,「もう今夜には…」と言われた。そして, 「・・・芽衣ちゃんありがとう。大好・・・」 「真衣おねちゃ?真衣おねちゃ!?うぇーんうぇーん」 微かに芽衣ちゃんの泣き声が聞こえる。ありがとう 1年後,「・・・真衣お姉ちゃん?」 「・・・えっ?もしかして芽衣ちゃん?」私達は天国で再会を喜びあった。
みんなの答え
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最後悲しいけど良いお話だね(^◇^)
koriだよ!最後天国での再開がビックリした!死んじゃうのは意外!じゃあね!
え!?死んだの!?芽衣ちゃん。
タイトルの通りです。