お兄ちゃんなんていやだって!(長いです)
僕はたかし。明日、3歳になる。僕には0歳の妹、まゆみがいる。まゆみはすぐ泣いて可愛くない。でも、ママはそんなまゆみを僕よりも可愛がる。僕はそれが不思議でたまらない。 今日は誕生日。僕たちは椅子に座った。僕が大好きなお母さんの手作りケーキ、かっこいい飾り、パパからもらったプレゼント。僕は、それを見て、とってもワクワクしていた。3本のろうそくがやさしく光る。 「最高の気分」 そう思ったその時だった。まゆみの泣き声だ。悪魔の泣き声。ぼくは、「ハア」とため息をつく。結局、ママはまゆみのところへ行って、ケーキは、パパと無言で食べた。 (盛り上げてくれるのはママしかいないのに) そう思いながら、ただ、ひたすら食べた。 僕が家出をしたのは、その次の日だった。ママは買い物。パパは仕事。だから、すぐ家出できた。誰もいないのはわかっているのに、誰か家出をしようとしている僕を止めて、と心の中で叫んだ。僕は、外に出て、どんどん進んでいった。その方向は、天野神社(あまのじんじゃ)の方だった。必死に、誰かから逃げるように走った。 「僕なんか。僕なんか。」 涙が頬をつたった。 走って、走って、坂を上って、神社に来た。ママとの思い出の場所。涙の川が頬にできた。 「たかしー!たかしー!」 ママだ。僕は必死に隠れた。ママが110番しようとしている。僕は、悩んだ。前に出るべきか出ないべきか。でも、このままでは、110番されてしまう。 「ママ!」 僕が言うと、ママはこっちを向き「たかし!」と言いながらこっちへ来る。ママは僕をギュっと抱きしめた。 天野神社は高いところにある。だからきれいな町全体が見える。でも今日はもっときれいな景色だった。まゆみの手を握り、見つめる空には、虹がきれいにかかっていた。
みんなの答え
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ありがとうございます
まずは、 すごいです! 私の小説も読んでくださったみたいで, 宣伝があったので読んでみたら、とても面白くて、読むのに夢中になってしまいました! また見るのでもっと書いてください!!!!
小さい子の心の叫び!
どうも、みかんです!私の小説の回答に宣伝がありましたので読んでみました! いやはや、凄いです!3歳児の気持ちをこんなにも言葉で表せるとは! そうそう、下の子ができちゃうとほったらかしにされて、上の子が嫉妬しちゃうやつね… 私の小説読んでくださってありがとうございました。いやでも、あなたも凄い!「もっときれいな景色だった」「まゆみの手を握り、見つめる空には、虹がきれいにかかっていた」などの表現から、たかしくんの幸せな気持ちが伝わってきます!他のも読んでみたい! ぜひまた書いてね!私もまた書くので、読んでもらえると嬉しいです!(こちらこそ宣伝ごめんなさい汗)