片思いの両思い
私は星野夢。髪は茶色で伸ばしている。背はちょっと低め、そして色白。 っていうのは嘘。本当は真っ黒だし髪はそんなに長くないし、背はフツーだし、色白じゃない! 可愛い要素0!こんな姿に産んだママが恨めしいよ…。えっ?私がなんでそんなにかわいくなりたいかって? それはもちろん好きな子がいるから! 相手は星原陸。名前がちょっと似ていて嬉しい! でも相手はとても面白いから当然モテる。 しかも私は6年生、陸くんは中学2年だよ!?陸くんとは家が結構近いから毎日のようにあっている。始め会ったときには私の方が背は高かった。なにこいつ。チビじゃん!って思ってたら中学に入って声も低くなって背は高くなって。 かっこいいなぁ~って…。あっ!もう陸くんの家に着いた!そう。私たちは仲もいいからよく学校の途中まで行く。 「星原くん!学校行こう!」 「あぁ、ごめんごめん。すぐ行くよ。」 「お待たせ。行こう。」 「うん!」 「あのさ、夢ちゃん。」 「えっ?なに?」 「あっ、あっとーあ、もうすぐ文化祭だから来てくれないかな。」 「えっ!行きたい!」 「良かった…。…はい。チケット。」 ~文化祭当日~ うわぁ。人がいっぱい…。えっと、陸くんのクラブは…あった!「クイズクラブ」らしい。 「あれ?あっ!夢ちゃん!」 「あっ!陸くん!」 「うっわ~めっちゃ可愛い子きたじゃん!」 「可愛い~!」 「お前ら、やめてやれよ。夢ちゃん困ってんじゃん。」 どうやらクイズを解いて、迷路を進んでいくらしい。 やっと出れた~! 途中でほんっとうに迷っちゃって陸くんに助けてもらったんだよね。 「えっ?こっち?ええぇ!どっち?」 「大丈夫!?こっちこっち。ほら。」 「ありがとう…。」 「好きだよ。」 最後の言葉はよく聞こえてなくて、「へっ?なに?」って言ったら、「い、いや、なんでもない」って言われた。 だけど楽しかったなぁ~ 来年は絶対この中学へ行くぞ!