春風
「今日から1カ月間ほどこの学校の授業を受けてくれる転入生、本田とかりさんでーす!」 「自己紹介お願いします。」 先生の前に立っている背の高い子が言った。 「こんにちは!わたしのことは春風って呼んでくれる?好きなものはかわいいぬいぐるみとタピオカだよ!よろしくね!」 クラスで沈黙が続く。ていうか…本田とかりから、あだ名が春風って…。これがぶりっこ?まっさか現実に実在するということ?そして今先生が口を開く。 「では、とかりさん…席に‥ついてください…」 「はーい」口を尖らせてとかり…いや春風は言った ~とかりちゃんはこれからおし入りなど自分勝手な行動をしてみんなに嫌われてしまいます~ とかりちゃんお別れ会の今日、寂しがっている人はいない。でもとかりちゃんは、珍しくぶりっこなそぶりを見せない 放課後とかりちゃんにあってみた。とかりちゃんは、私が口を開ける前に 「本当のこと…いおうかな私この前の学校で暗くて嫌われてて、でマンガに書いてあるモテそうな子のマネしてて」 そうだったんだ。私はそう言った 「ごめん、時間とってしまって じゃ、じゃあね…」 待って…待ってよ……心の中で叫んだけど言葉にならなかった。木陰に友達をみつけた 「見てたの?」 「うん、でもさあのこのあだ名はぴったりだね…春風は最初はうっとうしいけどさいごは恋しいそんな子だね」 「うん」 さよなら,春風もうすぐ夏が始まる。